第9話

7.ラクリマ王宮
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2024/07/30 13:01 更新
sideイツミ
イツミ
イツミ
…ん…?
王宮に近づくにつれ、違和感を感じ始めた
フタバ
フタバ
姉さん、どうしたの?
イツミ
イツミ
いや…なんか、違和感が…
フタバ
フタバ
違和感?
イツミ
イツミ
嗚呼。なんというか、身体が針でちくちく刺されてるような…言いようの無い不快感…というか…
イツミ
イツミ
ゔーっ、言語化が難しいぞ!!
シリウス
シリウス
もしかしたら、王宮のまわりに張ってある結界の影響かもしれませんね
ぬるっと入ってくるなよ!?
フタバ
フタバ
ボクは感じないけどなぁ…
シリウス
シリウス
恐らく、フタバさんよりイツミさんの方がこういうものに敏感なんでしょう
イツミ
イツミ
なるほど?
シリウス
シリウス
さ、つきましたよ♪
ミコト
ミコト
…いつ見てもデカいね
イツミ
イツミ
さすが帝国…
目の前にすると、ワタシが何体あればてっぺんまで着くのか予想できないほど大きい
名前は?
聞いてきたのは門番らしき騎士
シリウス
シリウス
シリウス・スターです
えッ!?スター様!?
申し訳ございません!どうぞお入りください!!
シリウス
シリウス
後ろの方々もいいですよね?
もちろんでございます!
シリウス
シリウス
ありがとうございます♪
イツミ
イツミ
…何者なんだ、キミは
シリウス
シリウス
一介の取締り局員ですよ♪
イツミ
イツミ
ただの取締り局員はあんな反応はされないだろう!!
やはりシリウスは嘘をついている。
フタバ
フタバ
姉さん落ち着いて…
イツミ
イツミ
…ワタシたちには話してくれないのか?
怒りの次は悲しみのような何かが込み上げてくる。
イツミ
イツミ
ミコトには話しているんだろう?
イツミ
イツミ
そんなにワタシたちが信用できない…?
無いはずの左目からも涙がこぼれ出てくる。
ワタシはヒューマノイドで、感情なんて、涙腺なんてあるはずがないのに。
フタバ
フタバ
姉さん…
シリウス
シリウス
…まいったな
シリウス
シリウス
嘘をつくより、女性に泣かれるほうが堪えます…(苦笑)
そう言って、ハンカチを差し出してくれた。
それを受け取り、涙を拭くと、シリウスは
シリウス
シリウス
王への謁見が終わったらお話ししますね
と言ってくれたのだった。
考察してほしい…とかいってみたりして(((((
次回も王宮内です。お楽しみに!

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