島雄先生。私たち1年B組の担任の先生。
私の通っている学校はダンスに特化した学校で、島雄先生はもう神様と言っていいほどダンスがすごい。
しかもかっこいい。そんな先生に私は恋をした。
もちろん、付き合えないことはわかってる。でも、やっぱり好きなのだ。
今日もこうして出席確認から学校が始まる
私のクラスの大半は島雄先生のことが大好き。
なぜなら男女分け隔てなく接してくれるし、なにより優しい
しかも、笑顔が素敵でノリがいい。
最高の先生!
結局、席替えをすることなった。
前までは先生の教卓のほぼ前、アリーナ席みたいな?感じだったのに、。
なのに!教室の窓側の!1番後ろ!遠いよー!!
天井席だー、、
全然!神じゃないです!
え?いまなんて?
でもここで聞き返すのも廣瀨くん?によくないし、
え、なんで?!ほんとになんて言ったの?!
でも今更聞き返せないし……
廣瀨くん、優しそうでいい人だったなー、
でも!やっぱり先生が遠いのが最悪だよ〜、
え?
「遠い存在」って物理的な話?って思いました?
いやいや、そんなわけないじゃないですか!
なぜ遠い存在か、説明しましょう
島雄先生はダンスの用事が平気で入りやすい
余裕でコレオ作りにどっかいっちゃう
自分の原点に戻りたがりやすい(?)
てな感じで、やっぱ神様ってこともあって多忙なんです。
え?ダンスに特化した学校なのに授業してないじゃんって?
リモートなんです。いまは。すごい時代ですよねほんとに
もちろん。
座学もするし、最低限の5科目の勉強はします。
月日が経って、みんなと壮大先生は打ち解けていってる。
いない期間があるとはいえ、コミュ力がきっと桁違いにすごい。
壮大先生!って呼んだり、そうちん先生!って呼んだり、みんな仲良さそうでいいなー、
私はなんだか緊張して、未だに島雄先生呼びです。
心の中では全然呼び捨てとか出来ちゃうんですけどね?!
待って?!バレてるし?なんかずっと見てるって?え?どゆことなの?ん?
壮大先生がいない日が多くて、席替えを頻繁にすると間違っちゃうから、一年に一回しか席替えをしないという1年B組ならではのルールができた。
普通なら大ブーイングだろう。わたしもそう。でも壮大先生だから、みんなきっと許してる。なぜならみんな壮大先生のことが大好きだから。
たしかに、よくやりとりしたり、一緒に帰ったり、ダンス練習したり、カフェ行ったりしたよ?
でも、私は壮大先生のことが好きだし。。
真人くんは、友達?というか、親友?というか、恋人?いやいや恋人はない!ひゃくぱーない!はず……
ちゃんと、伝えないと。真人くんに悪いもんね。
私、ちゃんと伝えて、断らないと。
ちゃんと、壮大先生が好きって言わなきゃ、私、。
待って待って?!
端折りすぎじゃない?これじゃ、”壮大先生が”の部分が抜けてて、真人くんのことが好きみたいになってない?
訂正しないと、
真人くんのこと嫌いなわけじゃない。なんなら好き。でもこの好きってどっちの好き?
壮大先生への好きはどっちの好き?
あー、ほんとにもうわかんない!!
私どうしたらいいの……?
アンケート
お話
続き
94%
新規のお話に切り替え
6%
投票数: 78票
アンケート
どっちに好意を向ける?
🐬
43%
🐧
57%
投票数: 112票












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。