今日は待ちに待った(?)入寮の日!
部活がオフの日を狙って、お引越しをします
まぁ、家のみんなの見送りがすごいもんで。
「辛くなったらすぐ帰ってくるんだよ」
…たぶん辛くなることないです、
「寂しくなるね、」
…連絡するからぁ〜
そんなこんなで結構な荷物を抱え父と乗車。
残りの荷物はありがたいことに郵送して貰えるらしい。
さすが私立。
それ以上お父さんは詮索しなかったけど、
電車の中では終始ニヤニヤしてた。
大荷物を抱えて駅に到着。
バスに乗って箱学へ到着。
女子寮の前でお父さんと別れ、自室に荷物を運んだ。
なかなかきつくて、何往復かしてるとめっちゃ疲れてきた。
寮といっても、箱学の寮は大体自転車部の男子が使うことが多くて、女子寮は利用者数が少ないからちっちゃなアパートみたいな感じ。
そしてたまたま今年度の利用者は私しかいなかったらしく、そして近年ほぼいなかったから物置と化していた寮を、学校の方々が一室だけ綺麗にして部屋を準備しておいてくれた。
まぁ、別々の建物で食事を用意するのは面倒である。
変に自分で納得し、荷解きを終えた。
…
…
…
夜。
夕飯の時間。
よく考えたら、男子寮の食堂で食べるってことは自転車部のみんなと一緒じゃない!?
そうだよね!!
自転車部の中でも私が寮に入ったことを知ってる人は多くはないから、びっくりするだろうな…
そろそろと男子寮の食堂に入ると、
やはり気づいてくるこの男。
2人と一緒にご飯をもらう列に並び、
同じテーブルに座った。
東堂さんを適当にあしらい、雪ちゃんと寮生活の注意点等々ありがたーいお話をいただきながらご飯を食べていたところ
荒北さんが遅めの登場。
そうだ。この人も寮生活の人だ。
ていうか私に寮勧めてきた人だ。
ふと目をやると、新開さんと福富さんの席の周辺は空いてなかったし、超仲良さげに話してたから確かに割り込むの気がひける。東堂さんがいないから2人だけの会話に集中できるのだろう…東堂さん、どんまい
だけどあなたはきっと嫌われてはいないよ。
そんなことを考えていると、いきなり荒北さんが東堂さんの隣に座った。
私の右前の向かいの席に座ったということ…
荒北さんがこのごろ、何かとこういうシーンで近くにいることが多く感じるのがたまたまなのか、それとも…?
そんなことはないと思う。
だってこれは私が一方的に好きなだけ…
ふと隣の雪ちゃんに目を向けると、
雪ちゃんも私の方を見ていた。
すこしニヤニヤしてた。もう。
そんな時、雪ちゃんが耳を貸せと。
そして耳打ちをしてきた。
・
雪ちゃんの意味深なアドバイスと共に、
そんな感じで寮生活1日目は始まりました。
おまけ
靖友くん、向かいに座る仲良さげなあなたちゃんと雪ちゃんを半ば睨みつける目で見つめています、
こちらも、東堂さんの意味深な言葉がよく理解できない靖友くんであった。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!