待ってたぞ、と言わんばかりに代表はそう言った
代表はそういうと、その後は一言を発さず
3人で部屋を出た
代表がなにを伝えたいのか、よくわからないまま
ユウリのことを決めきれず、僕らは部屋をあとにした
決定を後回しにしたせいで、これから起こるあの事件も知らずに
宿舎に一人、ベットに寝転んでスマホを覗く私
YouTubeのコメント欄には色々な意見があった
私の味方をするコメントはもちろん
私のアンチに対する発言に意見するコメントもある
結局、どうあがいてもアンチも敵も消えないんだなと落ち込む一方
そんな人たちより、私を好きだと言ってくれる人たちに目を向けようと
少しずつ考え方も変わってきた
そんな時に突然、オッパからのカトク
あれは確かに衝撃だったけど、
ジョンウとはもう仲直りしてるし、ジョンウも私を思っての行動だったと思う
だから、それだけで決めるのはおかしい気がした
相手がボムギュオッパだからか、
あまりシリアスな雰囲気になることなくメンバーについての話は終わった
ふと、画面越しのボムギュオッパが
今どんな顔をしてるのか気になって笑ってしまう
こんなふうにリラックスして、大好きな人と話せる日が来るなんて
ついこの前までは思ってもみなかった
この世の人が全員私を嫌いに見えて、どこに行っても視線を感じて、
無言の圧で“お前はいらない”って言われてるみたいだった
きっとお姉ちゃんもそうだったんだ
私が気づかなかっただけで、きっと私よりも長い間苦しんでた
お姉ちゃんのやったことは絶対許さないけど、
私がお姉ちゃんを見捨てたらお姉ちゃんはどうなるの
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!