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第1話

転機
1,394
2024/10/08 13:21 更新
夏が終わる頃、親が死んだ

トラックと激突して、当たりどころが悪かったらしい
後ろに乗っていた俺は、幸い命に関わることはなかったが、前になっていた両親は原型もなくて、ぐちゃぐちゃになって死んでしまった。

通夜が行われたあと、俺は母方の祖父母の家に引き取られることになった。
俺の故郷から大きく離れた田舎の小さな街。
いや街というか、村の方が近いな。それくらい小さな地域の場所に越してきた。

light
うわ、校舎ふる
さっきまでのは前置きで、今は俺が通うことになった学校の前で突っ立っている。
俺がいた博多の中学よりもずっと小さくて古い。
言っちゃ悪いが汚い。

こんなところで俺の青春を過ごさなければならないのか

まぁそんな駄々捏ねても、もう他の生徒が登校してくる時間は迫ってきているので、渋々一歩を踏み出す。

あれほど汚いと言った割に、中は意外と掃除されていて、綺麗だった。

下駄箱はどこだ?と早々迷子になっていると、すっともう1人、俺の隣に寄ってきた。
いや寄ってきたというよりかは現れたにちかい。
隣に来るまで全く気配を感じなかったし、なんならすごく近くまで来ないと察知することができなかった。

水色の綺麗な髪に透き通った瞳の色。
背丈は俺と同じくらいで、下駄箱が近くってことは、もしかしたら同クラか?

なら、あいさつをしておかないとな。
light
あ、おはよ…?
えっと、俺転校生なんよね!
今日からよろしくな!
できるだけ明るくあいさつしたつもりだった。
はやくクラスの中に馴染みたいし、コイツくっそイケメンだし。

正直タイプ
クラスメイト
……
隣にいた水色のイケメンは返事もせず通り過ぎていった
light
……え?
無視かよ、感じわると一瞬思ったが、あれはわざとじゃないと思った。
俺に見向きもせず通り過ぎていったんだ。
普通はちらっとみるくらいはするだろ…?

だから、聞こえてなかっただけじゃないか?






おれ、あんなでかい声出したのに?





疑問がつのるばかりだったが、まぁあとでちゃんと自己紹介すればいいか、と思い俺も職員室へと足を運んだ。

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