早い時間に学校に来ているため、教室にクラスメイトがいなかった。
女子はいたとしても時也の近くにいるだろう。
しゃけはおそらく俺が恋愛相談をするため早く教室に移動したと思っているのだろう。
今日は朝から嘘をついたためあまり時也の話はしたくないけど…
恋愛なんてしたことないから今の状態がとても順調かなんて自分じゃわからない。
ガラガラガラ
まずい。人が来た。
そう思い扉の方に目を向けると、
友達がいた。
彼の名前は須磨類。
顔面偏差値が高く、頭が良い。
ただ、運動が苦手で、無口、マイペースなため、好き嫌いが分かれそうな性格の持ち主である。
そして最近聞いた噂がある。
余談だが、スマイルっていうのは類のあだ名で俺の友達が使っていた。
こいつ全く笑わないけど、
やっぱり噂を信じちゃいけないな。
スマイルは俺と同じで同性愛者であり、おそらく好きだった人と付き合えたのだろう。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!