前の話
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俺はどこにでもいる腐男子。
これはある日突然変わった俺と芹沢のお話。
~ある日のこと~
このとき、俺は知らなかった。
『また明日』はなく、こいつと話すこともなくなることを。
それからのこと俺はあまり人と喋らなくなった。
また、人に自分の趣味も話さなくなった。
もちろんクラスにも学校にも友達もいない。
いわゆる“陰キャ”だ。
あれは、クラスの一軍の芹沢。
陽気に挨拶をして、自分の席に着いた。
芹沢とは、もちろん喋ったこともない。
だって俺とは住んでる世界が違いすぎる。
芹沢は、世に言うイケメンで
男女関係なくあいつに惚れている(多分)。
少なくとも、俺は既に惚れている。
移動教室から帰ってきて、
新しく買った小説を読もうと小走りで
自分の席へ向かった。
トンッ
スポッ
机にぶつかった衝撃で手に持っていた小説が誰かの
トートバッグの中に入ってしまった。
そこで俺は気付いた。
おわった。
すぐに取ろうと思い、しゃがんだ。
すると、すぐにクラスメイトが帰ってきてしまった。
俺は咄嗟に靴紐を結んでいるふりをした。
その後何も無かったかのような顔で席へ戻った。
初めて二次創作以外のやつ書いてみました!!












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。