第52話

さんじゅうご
1,320
2025/10/07 13:37 更新


 

 わかってる。







 この妹に対しての大きい気持ちは










 彼女からしたら、気持ち悪いものなんだって。 











 わかってる。







 わかってるんだよ、ッ 






,でも 



 どうしようもなく、



 あふれる感情が、












 止められない 










 ...、あの時、そばを離れて正解だった気がする




 きっとそばにいたら不安すぎて、



 監禁でもしていただろう 



 さすがにそれは、倫理的にまずい。 







  あ、スマホの通知....



  ライン?こんなときに一体だれが? 










 まゆ > 馬鹿野郎 










 
 祐希「 ...、うるさ 」
 祐希「 、わかってんだよ、 

     自分が馬鹿野郎だってことぐらい 」 





 でも、馬鹿野郎だから、





 結局は、あきらめきれなくて、













 心の中に、ひどく醜い物が残る 








 もう、






 いっそのこと、 








 彼女あなたと、ずーっと一緒にいれたらいいのに










 ずーっと、縛り付けてられたらいいのに 


 まゆ > 今すぐそこから逃げて 
 まゆ > 体育館に戻れ 


 は?




 何訳わかんないこといって、___ 










 ヒュンッ 








 
 直後、何かが空を切った気がした 


 いや、「何か」なんかではない 




 祐希「 銃...!? 」 



 
 急いで訳が分からずまゆに返信をする 



 祐希 > どういうこと 
 祐希 > 銃で撃たれそうになったんだけど 




 そして直後、もう一発が俺の横を通る 


 大幅に外れた先ほどとは違い、 




 今度は頬すれすれに通っていく 





 やばい。





 脳が危険信号を出し、



 冷や汗が一気に出てくる 





 

 まゆ > もう!? 
 まゆ > 危ないから早くっ!!! 




 もう???




 なんんでまゆは俺が撃たれること知ってる??




 と、とりあえず逃げなきゃ



  柳田side





真佑さんから連絡がきた 
 まゆ > もう襲われてるんですけど! 




 もう?


 さすがに準備が早すぎないか?




 まだあの"依頼"を出してから
 
 少ししか経っていない



 けれど、...まぁ


 
 
 彼なら信用できる


 柳田 > とりあえずたくさん人がいる場所へ


 これしかいいようがない。




 俺は今、




 裏社会の奴ら自分の手で太刀打ちする手段を


 持っていない 




 現役のときだったら


 アイツを駒として使ったがな 



 生憎、祐希から離れて行方不明... 





 GPSだって反応がない。




 本人が切ったのか、それとも別の誰かなのか 





 なにもわからなかった

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