第2話

prologue
73
2025/09/29 13:50 更新
俺は朝早く起きて学校に行く準備をする



これは家が嫌いなわけじゃなくて
早朝の学校が好きだからしていることだ。


まだ家族が寝ている時間、あまり大声を出してはいけないから呟くようにいつものセリフを唱える
あなた
今日の俺も完璧…!

そう、俺は完璧だ。優等生なんだ

だから、寧々のことも、学校のことも、将来のことも、全部全部、俺なら解決できるはずだ

大丈夫、大丈夫

偽りでも、笑顔でいれば必ず救われるから
偽りでも、笑顔でいればなんとかなるから
優等生は、いつでも笑顔だから



























笑顔で…いなければ…
草薙寧々
あなた…?

あなた
あ、ね、寧々…
草薙寧々
おはよう…もう家出るの?
あなた
うん。寧々、いつもより起きるの早いね
草薙寧々
あ、目が覚めちゃって
あなた
もしかして、起こした?

草薙寧々
ううん。あなたの声は聞こえなかったよ?

あなた
なら、よかった。朝ごはん作ってるから食べてね。

草薙寧々
ありがとう

あなた
行ってきます
草薙寧々
行ってらっしゃい

…寧々、今日も元気そうでよかった。
あ、笑顔崩れてなかったかな?大丈夫だよね...?
…俺は優等生なんだから、しっかりしないと!
こ、こんな感じ…?で…いいのかな…?

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