俺は朝早く起きて学校に行く準備をする
これは家が嫌いなわけじゃなくて
早朝の学校が好きだからしていることだ。
まだ家族が寝ている時間、あまり大声を出してはいけないから呟くようにいつものセリフを唱える
そう、俺は完璧だ。優等生なんだ
だから、寧々のことも、学校のことも、将来のことも、全部全部、俺なら解決できるはずだ
大丈夫、大丈夫
偽りでも、笑顔でいれば必ず救われるから
偽りでも、笑顔でいればなんとかなるから
優等生は、いつでも笑顔だから
笑顔で…いなければ…
…寧々、今日も元気そうでよかった。
あ、笑顔崩れてなかったかな?大丈夫だよね...?
…俺は優等生なんだから、しっかりしないと!
こ、こんな感じ…?で…いいのかな…?








![# 攻略対象より悪役に惚れました . [ 冬司ver ]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/463Ienje96SMnaxqeg7tvIaFh9p1/cover/01K566339R5TNCGP01WCWNSK9G_resized_240x340.jpg)



編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!