第32話

誘い
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2024/08/15 13:01 更新
佐々木賢人
と、言うわけで貰ってきたわけね。
和田 霧人
そうだよ…ガチでどうすんだよ…。女王に失礼すぎやしないか?
今崎 聡
そうか?友達感覚もいいと思うが。
和田 霧人
あのなぁ…
俺たちは一室に集まり、目の前には便箋と包箱、そして資料を囲み話していた。
今崎 聡
それにしても、女王様から貰えるなんで特殊だよな!何貰えたんだ?
佐々木賢人
俺も気になってたところ。一緒に見るか。
和田 霧人
そうだな。
佐々木賢人
まずは便箋から拝見しましょうか。
手に取った便箋はヒルガオの模様が刻まれていた。
佐々木賢人
じゃあ読むぞ。
ペラっと開け、中の文章を読んでいく。
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佐々木へ
こんにちは。手紙越しで伝える言葉ではないかもしれないわね。こうして友人として誰かと手紙を交わすのは初めてだから慣れないわ。
さて、いきなりだけれどもあの日にこの街で祭りをやるのを知っているわよね。そこにみんなで行きたいなと。何とか父に取り合って見ないと分からないけど。
結より
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今崎 聡
えー!祭りの誘いだって!
和田 霧人
女王として、祭りに遊びに行くの大丈夫なのか?
佐々木賢人
あー、立場的にってこと?
和田 霧人
そゆこと
今崎 聡
まあ、一応城内も会場の一部らしいし行けなくはないんじゃね?
和田 霧人
そうか、会場の一部になってるんだっけか。
佐々木賢人
俺確か祭りのチラシっぽいの貰ってるなぁ。
そういうと俺は立ち上がり机の上の書類をあさり始めた。
今崎 聡
そういえば、友人で思い出した。
和田 霧人
なにが?
座ったままのふたりは会話を続ける。
今崎 聡
女王様って同年代だよな。
和田 霧人
あ、え?そうなのか?
佐々木賢人
確かにそうだったなぁ。
和田 霧人
知らないの俺だけかよ!完全に大人びてるから年上だと思ってたわ。
佐々木賢人
ま、立場的には上にはいるし年上に見えてもしゃーないな。
今崎 聡
同年代ってことはより友人って呼べるんじゃね?
和田 霧人
まぁ、可能性はできたが…
今崎 聡
佐々木はどうする?
佐々木賢人
え?
今崎 聡
女王様金澤 結のことを友人として認めるか。
今崎 聡
俺は認めるぜ。こんな面白そうな機会そうそうないもんなぁw
和田 霧人
俺は…友人ほどになれるかは不安だが知り合い程度にはなれそうだ。
「で、お前は?」とこちらに聞いてくる。2人の視線はいつもの雰囲気とは違い真面目なものだった。
佐々木賢人
俺は…
その瞬間、破壊音と近い音と共にドアが勢いよく開く。
唐澤 梅
ちょっと大変よ!
ズラズラと部屋に入って来るものたちは見た事ある顔ばかりだった。
今崎 聡
男子の部屋なんだからノックぐらいしろや!
唐澤 梅
今はそれどころじゃなくてっ…
佐藤 光
まあ、まあ、とりあえず落ち着いて。
唐澤を後ろから光がなだめる。
江下 優香
ごめんね〜!ノックもしないで…
佐々木賢人
まあ、それはいいが…どうしたんだ?
宇和崎 咲
実は…
宇和崎がたんたんと語り出した。

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