第3話

🐻
2,734
2022/06/20 21:30
BG said




🐧「ヒョンっていつからあなたさんとお付き合いしてるんですか?」






部活が終わりグダグダ着替えてる時、もう1人の部員のヒュニンカイが俺に尋ねてきた

テヒョナや他の部員も興味深々な様子で俺の方を見る







🐻「そうかそうか!じゃあこの俺があなたと付き合うまでの経緯を説明しようじゃないか!!」





着替えるのを中断して(俺だけ)、
俺は熱く語り始めた





..






全ての始まりは高1の冬_



中学の時から仲が良かったヨンジュニヒョンと廊下で話していると、教室の前できょろきょろしている女子生徒に気がついた




誰か探してるのかなぁーってくらいに思っていると、ふと目が合った気がした

そしてその子はハッとして俺達の方に近づいてきて…






🦊「お、来た来た、はい電子辞書」


『本当に助かる~…話の邪魔してごめんね?ありがとう』










🐻「……」

🦊「あー、あれ残念ながら彼女じゃないからな」

🦊「あいつ、俺の幼馴染」


🦊「…てかおまえどうした?」





星のようにキラキラと輝く大きな瞳、
筋の通った形の良い小さな鼻、
桜色に色付いた唇
艶やかな髪とふわっと香るシトラスの優しい香り



ふいに目が合ったその瞬間、
俺の胸が大きく高鳴った





🐻「…ねぇ、」



🦊「あ、やっと喋った、でなに?」



🐻「名前…あの子名前、なんて言うの…」



🦊「あいつ?ユン あなた、お前と同じ学年の」



🦊「ボムギュヤ、もしかして惚れちゃった系?」






ヨンジュニヒョンがニヤニヤしてるけど何言ってるか全く耳に入ってこない

胸の鼓動が速いし、顔に手を当てるとすっごい熱い



ダンスに夢中だった俺は恋とは無縁状態だったけど、


チェボムギュ、
高校1年にして初めて誰かを好きになりました




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🐧「ヒョン…これ聞かなかった方が良かったですかね?」

🐰「うーん…長くなりそうだね~、、」

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