【side_omr】
それから僕たちは
涼ちゃんのお母さんから素麺をご馳走になったり、
若井が謎に持って来た花火を夕方からやって
回転花火?ねずみ花火?に皆ビビったり、
川で水浴びしてる様子を若井に撮られたり。
とにかく、夏を楽しんだ。
…人生で1番、楽しい夏。
去年までは重だるくて嫌いだったのに、
いつのまにかこんなに好きになっている。
その理由は簡単。
だって……僕の最期の夏だから。
もしかしたら、
涼ちゃんがここに連れて来てくれたのも、
若井が変な花火を持って来てくれたのも……
僕が夏を好きになれるように、
後悔のない1日を送れる様に………
結局、その日は涼ちゃんの実家に泊まらせてもらえる
ことになった。
涼ちゃんの独り言が怖すぎることとか
若井がナンパしてたこととか
今思えばしょうもない話をたくさんした。
都会では見られない、
あの満月の輝きに照らされながら………
【次の日】
その時僕が少し悲しい顔をしてしまったのは
きっともう会えないと分かっていたからかな。
……優しい人たちだったな
もう会えないのは寂しいけど……
これも、僕の運命なんだから。
メモしてた当時、夏の影のリリースでした。
(おい、遅すぎるだろ自分。)
………
しぃぃぃあぁぁぁわせっってなぁぁぁんだろぉぉぉお
テストが悪すぎて滅です。さよなら。
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!