第2話

1.
23
2026/02/07 04:06 更新
omrside
omr
omr
…どう、しよ。
電気もついていない、暗い部屋。
パソコンの光だけが、静かに部屋を照らしていた。

いつも通り、一人で。
孤独に、曲を書く。

正解なんて知らずに。
まだ、名前のない音を。
自己満足で、自分ひとりのものを。
omr
omr
何も、思いつかない……。
ギターを鳴らしながら、考える。
音は綺麗なのに、心は曇ったまま。















omr
omr
…なんで、書けないの、。
音楽が好きなのに、
形にできない。

パソコンに打ち込んで消して、
ため息ばかりついている。

それを何度も繰り返して、
だんだん、自分が嫌になる。





メロディーも、伝えたい思いも、
確かにここにあるのに。

どんな音を、声を重ねようとしても、調和しない。
どれだけ言葉を並べようとも、
辿り着けない。

正解を掴もうと伸ばしている手が、少し震えているように感じた。







このまま何も書けなかったら。
もし、ずっとこのままだったら。





____音楽が好きだなんて、
言わなかければよかったのかもしれない。







静かな部屋に、
ぴこん♪と軽快な音が鳴り響く。

びくりと肩が揺れて、
ゆっくりとスマホを見る。

音楽をやっている友達からの通知。
「今度の休み、空いてない?紹介したいやつがいるんだ。
音楽以外はちょっと不器用なとこもあるけど、音は一級品だ。
ちょっと色々あるからいい刺激になるかもしれないよ。」とメールが届いていた。
……少し、迷ってから。
「空いてる。」
と送って、スマホの電源を落とした。
omr
omr
どんな、人なんだろ。
期待していいのか、
それとも、また傷つくのか。









____その時は、まだ知らなかった。
この出会いが僕の人生を大きく変えることなんて。
投稿遅くてごめんなさい。
投稿ペース上げて完結まで頑張ります。

プリ小説オーディオドラマ