
6番目
どどどど どうしよう!

6番目
かくれんぼの途中だった!
どこに隠れよう…!
めだまさんの後ろか…
ベットの下か……
しょ、しょうがない!
めだまさんの後ろに……!

2番目
……

目玉さん
……
視線が痛い…

2番目
言っておくけどその状態めっちゃきもいわよ
そんなこと言われても…

6番目
……

1番目
あっははは!
お前どこ隠れようとしてんのさ!

1番目
面白すぎだろ!
あっはははは!
ひひっ!!あはは!

6番目
そ…そこまで笑わなくても…

1番目
だって!だって!あはは!

6番目
うぅ…

1番目
あっは!ごめんごめん!
面白くてさ!

6番目
笑いすぎだよ…っていうよりちゃんと遊んだんだから正体教えて!

2番目
…ちょっとアホまだ何も言ってないの?

2番目
説明しときなさいって言ったじゃない!

2番目
きもいのもいい加減にして

1番目
ごめんごめん
後でもいいと思ってよ!

2番目
きも…

1番目
あっは!まぁ約束は約束だからな!

1番目
教えたる!

1番目
あっは!実はおれらお前らの兄ちゃんなんだぜ!

2番目
私たちはカンシに身体を取られて魂だけになった存在なの

2番目
今ここで見えているのは身体の失った…

2番目
意思のある魂でしかないのよ

6番目
お兄ちゃんとお姉ちゃん……

6番目
二人は僕たちと同じ双子なの?

2番目
そんなに似てるかしら

2番目
こんなアホと一緒の血なんて嫌すぎるわよ

1番目
あっははは!似てるけど違うんだぜ!

1番目
血は似てるけど完全一致じゃないんだ

1番目
おれからしたらこいつは妹だしな

2番目
こいつがお兄ちゃんなんて…

2番目
わたしは死んでも認めないけど

6番目
お姉ちゃんはとっくに死んでるのでは?

1番目
いいじゃねぇか!
おれのおかげで楽しいだろ?

2番目
早く死なないかなこのアホ

6番目
お兄ちゃんもとっくに死んでるのでは?
とにかくこの二人は僕のお兄ちゃんとお姉ちゃん…
お兄ちゃん二人、お姉ちゃんも二人、それから僕を入れての5人兄弟なわけだ。

1番目
あっは!
お前のいろんなカオみせてもらったぜ!

1番目
全部面白くて良いが1番は笑った顔だな!

1番目
お前は笑った顔が1番いいぜ

6番目
えぇ……
そう言われると…

1番目
あ?
またイラつくか?

6番目
うーん…恥ずかしい!

1番目
あっは!恥ずかしい顔も良いな!あはは!

2番目
何か用?
邪魔なんだけど

6番目
…お姉ちゃんはなんでそんなに冷たいの?

2番目
はーぁ?
みんながみんな身内に優しいと思ってんの?

2番目
人からもらった脳みそちゃんと活用しなさいよ
これじゃあ宝の持ち腐れね!

2番目
邪魔だから5番目のとこにでも行ってきなさい

6番目
5番目?
そういえばそれって何?

2番目
あなたの双子の兄でしょ

2番目
アホは1番目
わたしは2番目
妹は3番目
あなたたちは5番目と6番目よ

6番目
そうだったんだ知らなかった

2番目
はやくどっかに行った行った!

6番目
そこまで嫌がられるの心外だなぁ…
なんで2番目のお姉ちゃんにはこんなに嫌われちゃったんだろ…
そんなことをおもいながらおにぃちゃんのところに行こうとするとふとこんな考えが頭をよぎる。

6番目
そういえば…

6番目
起きたら腕が無くなってたんだよね……

6番目
…本当にカンシに取られたのかな?
そんな……まさかね……
自分で考えておきながらそんなことは無いと即座に否定する。
とりあえずおにぃちゃんのところに戻ろう

6番目
ねぇおにぃちゃん

6番目
僕らのお兄ちゃんとお姉ちゃんに会ったよ

5番目
あー?
オレらの?

5番目
全然知らないな

6番目
1番目のお兄ちゃんと2番目のお姉ちゃんなんだって

6番目
それで脳をくれたのが3番目のお姉ちゃんで

6番目
えーと
5番目がおにぃちゃんで6番目が僕なんだって

5番目
それだとおかしくないか?

5番目
4番目が空いてる

5番目
聞き間違いじゃないのか?

6番目
うーん…たしかに……
聞き間違いかなぁ

5番目
会ったことないから姉貴以外は知らないな

5番目
合わないなりに理由があるのか…?

6番目
ちょっと気になるね…
聞いてみる!

5番目
あぁ
ちょっと気になるよな
それじゃあまたお兄ちゃんとお姉ちゃんのところにいこう。

2番目
…何?
また来たの?
さっさとどこか行ってきなさい邪魔なんだから
(ママにあいたい本編にこのセリフはありません)
怒られてしまった…
一応お兄ちゃんも

1番目
ん?なんだ?またかくれんぼするかー?
あっは!なんてな
(ママにあいたい本編にこのセリフはありません)
仕方ないし少し探索してみよう…
キーン
!
この大きな音は…カンシが来る!
逃げなきゃ…
真っ直ぐ走ると目の前にまた別のカンシが…!

6番目
…もしかしてカンシって1体だけじゃないの…!?
何とかカンシをくぐり抜け走る。
カンシがおってくるかもしれない
で……も……
眠……い

おねにいちゃん
あっ!
おはようございます!

おねにいちゃん
気分はいかがでしょう?
怪我とかありますか?

6番目
うーん…無い…
……けど

6番目
もしかしてキミは会ったことある…よね?

おねにいちゃん
ふふ
気づきましたか?

おねにいちゃん
そうです!
あの時助けていただいたタネでございます!

おねにいちゃん
あぁまたお会いできて嬉しいです

6番目
なんともまぁ……
立派になって…

おねにいちゃん
ふふ確かに驚きますよね

おねにいちゃん
一番驚いてるのは私ですよ

おねにいちゃん
…というのもですね

おねにいちゃん
私はあなたのお姉さまより伝言を預かったので伝えに戻ったのです

6番目
お姉ちゃんから?でもお姉ちゃんって…

おねにいちゃん
はい…

おねにいちゃん
身体はすでに溶けて消えています

おねにいちゃん
私もこの状況が不思議なのですが…

おねにいちゃん
どうやらあなた方は身体を失うと「身体の無い魂だけの存在」になるんですね

おねにいちゃん
その証拠に目の色が赤になりました

6番目
目が赤くなると死んだってことになるんだ…

おねにいちゃん
みたいですね
ですが身体が無いということはママに会えないということになるのであなた方はまだ油断は禁物ですよ

6番目
わかった…まだ分からないことがあるんだけど……

6番目
なんでキミの姿はお姉ちゃんじゃないのかな?

おねにいちゃん
それが…私にもよく分かっていません

おねにいちゃん
最期を迎えたとき触れていたことが関係しているのか…

おねにいちゃん
身体の性別的には半々みたいです…

6番目
じゃあおねにいちゃんだ!

おねにいちゃん
お…おねに…??

6番目
あ
それで伝言ってなに?

おねにいちゃん
あぁすいません余談でしたね

おねにいちゃん
では本題に入ります

おねにいちゃん
お姉さまから預かった伝言……

おねにいちゃん
『この部屋の奥に弟の足があった』とのことです

おねにいちゃん
これはあなたのお兄さんのことですね

6番目
え!?
本当に!?
やったぁ!

おねにいちゃん
はい
どうやら4番目の方が隠していたそうで

おねにいちゃん
それを5番目の方が出ていかれた後目撃したと彼女が言っていました

6番目
うーん…4番目ってどういう人なの?

おねにいちゃん
…彼女は彼を「奇形」と言っていました

おねにいちゃん
あの方の血はあまりにも濃いと言っていましたが……

おねにいちゃん
すみません
彼女はあまり4番目の方について話すことはなかったので…

6番目
そっかぁ…
まぁいいや!
それよりもおにぃちゃんの足持っていくね!

おねにいちゃん
ふふ とてもいい笑顔です

おねにいちゃん
お兄様のことが好きなんですね

6番目
うん!
おにぃちゃんと僕は双子だからね!
おにぃちゃんの足……場所が分かってよかった!

おねにいちゃん
私たちがこの姿になってから彼女の声が時々聞こえるのです

おねにいちゃん
ですが途切れ途切れでこの伝言もやっと聞き取れたくらいです

おねにいちゃん
本当はこの魂の形は彼女のものなのに…

おねにいちゃん
少し後悔もしています…
……そういえばママの声があるここは聞いたっけ…
とりあえず聞いたらわかるよね

ママの声
4番目の子は考えただけで吐き気がする

ママの声
気持ち悪いあの子だけは殺して正解だった
…
…
海月
今回はここまでとなります…!
海月
なんだかんだ言って毎回少し書きすぎる……
海月
それでは今回もあとがきは少なめに…
海月
次の話で!
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第5話 5.
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!