第151話

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2024/03/09 08:46


この缶ココアを大切に持って、

ベッドに入った時はきっときみのこの背中を思い出して。



……そんな風にはなりたくないなぁ。



藍沢拓実
藍沢拓実
あれ、先生いないじゃん



やっとたどり着いた保健室に入った拓実は、

そう呟いて、私をベッドに座らせた。



藍沢拓実
藍沢拓実
寝てろ、とりあえず

(なまえ)
あなた
うん、ありがとう



やっぱりお腹も痛くて辛かったので、

遠慮なくベッドに潜り込む。




拓実の前でベッドに寝るのは

何だか少し恥ずかしいけれど、仕方ない。





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