【あなたの下の名前視点】
手術室のランプが消えてお医者さんたちが出てくる
頭が真っ白になる。
途中から先生の話が頭に入ってこなくなった。
その後、私は二人の病室に行った。
二人の瞼は硬く閉じられていた
涙が出てくる
あれから数数日、数週間、数カ月と時間が過ぎて行った
二人は全く目を覚まさなかった
一日もお見舞いを欠かさなかかった。
もう諦めかけていた。
ふと、二人の言葉を思い出した。
それは告白してきたときのことだった
あれは確か、二年前の夏だった。
そこには無数の花火が空を覆っていた
私は思わず見惚れてしまった
真剣な顔で言われる
涙が溢れる
花火の音が大きくなる
まるで花火が私たちを祝福しているように…
そうだよ!
二人の言葉を信じよう…!
その時、
おらふくんの瞼が動いた気がした…。
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!