やばいやばいやばい、
ついに反撃してしまった…
蘇枋くんの“ほっぺた”にキスしちゃった…!!!
恥ずかしすぎてもう何もできない……
でも蘇枋くんがどんな顔してるかは見たい!
特にいつもと変わらない顔してるかもだけど
それでも見たい!!
勇気をだして顔を上げてみる
そしたら
初めて見る蘇枋くんのちょっと余裕のない顔
あれ、これって私のせいでこうなってるんだよね…?
私がほっぺにキスしたから
お互い固まってたんだけど先に動いたのは蘇枋くんの方で
私の方を振り返って
目線が合う高さまでしゃがみこんで
こっちを見てくる
恥ずかしいから目を逸らしたいけど
なんだか逃がさないとでも言われてるような鋭い目付きで蘇枋くんが私を見てる気がして
目を逸らせない…
耳元でそう囁かれた
私にしか聞こえないくらい小さな声で
それだから耳元が擽ったくて肩を揺らしてしまう
どこまでが本気なの……?
どこか距離を置かれているようなそんな対応をずっとされてきたから
嬉しいってそんな思いだけで
蘇枋くんの行動を素直に受け止めることができなくなった私がここにいる
でもその事を本人に聞くのはなんだか失礼な気がして
考え事をしながらまた固まってしまった
余裕のない蘇枋くんはいつの間にか居なくなっていて
爽やかな声で淡々と話を続けてた、のに
私とまた目を合わせた瞬間
蘇枋くんは話すのをやめてしまった
グイッ
突然、手を掴まれてポトスの外に連れ出される
ことちゃんたちの騒ぐ声が聞こえてきて
蘇枋くんに何回も止まってってお願いしたのに
蘇枋くんは話を聞いてくれなかった
走って走って、結局人気のない公園まで連れてこられた
走ってる間も今も蘇枋くんは何も言ってくれない
一体どうしちゃったの……
泣いてる、?
蘇枋くんにそう言われて
確かめる為に頬に手を当てた
そしたら手に水滴が着いたから
確かに私は泣いてるみたい
ごめんね?なんて謝られる
別に怒ってないから謝らなくて大丈夫
ただ、またこうやって抱きしめられてるわけで
私は、
私はさ、
突然、ずっと張っていた糸が切れたみたいに
全部弾けて言ってしまった
これ以上期待したくないって言う心の防衛本能なのかもしれない
情けない姿を見られたくなくて
蘇枋くんの腕の中から何とか抜け出そうと
力を込めて胸板を押すけれどビクともしない
ただ私はみっともなく泣きわめいただけになってしまいそうだ
こんなわたし、好きになってもらえるわけが……
_チュッ
突然、息を奪われた
泣きすぎて嗚咽混じりになって呼吸が苦しくなっていた私に
息の仕方を教えるみたいに
長くて深い
キスをされた
なんについての謝罪!?
なんて聞く余裕は無いから思うだけだけど……
誰が誰を好きって!?
もう、本当にキャパオーバーで
顔どころか首の後ろまで熱くなってしょうがない
それに信じられそうもない
リョウオモイッテコト、?
好きな子をいじめるなんて小学生みたいだって笑う蘇枋くん
さっきみたいに顔には出てないけど
耳は真っ赤だ
心配で不安で、たまらなくて
そう聞いてしまった
でもよくよく考えたらメンヘラみたいなこと言ってる…!?
もうダメだ……
幸せすぎて宙に浮きそう
さっきまであんなに不安だったのにその一言で全部忘れてしまった
好きって言ってくれる蘇枋くんの顔は
とても真剣で疑うことなんて微塵もできない
まさか、一目惚れの恋が実るなんて誰が思っただろ…
__END
ここまで読んで下さり、☆ ♡ そして💬 スポットライト フォロー までしてくださった皆様!!ありがとうございました!!!
ほんとに嬉しい限りです……!!
見切り発車で進めていったのでおかしなところが沢山あったと思いますが読んでくれた皆さんにとにかく感謝です!!
そしてそして!!終わっちゃうのは寂しいので
『連絡先教えて下さい!ver.十亀』
を書くことにしました!!もしよろしければこちらも読んでいただけると嬉しいです!
もし「知らない異性に連絡先を聞かれたらどうする?」という公式さんからの質問に答えてるキャラたちの中でリクエストありましたら💬で教えて下さい!🙇♀️
⤵︎ ︎⤵︎ ︎⤵︎ ︎
番外編としてside蘇枋を書くかも知れません…!













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。