アジとについて、ドアノブに手を引っ掻けた途端に内側からがチャリとドアが開けられた。
鶴蝶さんは天然なのかただのバ(((
鶴蝶さんは私の事にようやく気付いてドアを開けた。
慌てて入ると、先に中についていた
春と竜胆さんと目があった。
誰も話出さないなかで、蘭さんが口を開いた。
………ッ、!?
ビックリして蘭さんの方を向くと、銃を構えた春と竜胆さんがいた。
止めようが無いくらい怒っている2人におろおろしていると、後ろから誰かに抱きつかれた。
ヒョコッと私の背中から顔を出したマイキーはクマがひどくなっていた。
マイキーは私に抱きついたまま話を始めた。
春は一瞬こっちを見たが、拳を握りしめてそのまま他の幹部らとアジトを出ていった。
マイキーは新品のM1911を渡してくれた。
抱きつく力が弱くなった。
きっと疲れていたのだろう。
クルッと後ろを向いて、マイキーに抱きつくと、また腕に力がこもった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。