昔話は意外にに盛り上がって普段は余り話さない蘭さんの意外な一面が見えた。
子供がいるッ!?
さらに初耳なことが出てきた。
シたこととは?
春は、家族だから出きることなんだぜ?
とか言いながらキスをしてくる。
あれぐらいなのかもしれない。
蘭さんは歩く足を止めて見開いた目をこっちに向けた。
何か変なことを言ったのかと思ったが、心当たりがない。
困って蘭さんを見つめていると、蘭さんは肩を強く握った。
お風呂と言うワードが出てから、蘭さんの顔が青くなった。
キスマークができてしまった肩はまだ跡が残っている。
キスマークが結構目立っちゃって隠すの大変だったし誰かに見られたらって思うと恥ずかしいものだよなぁ。
キスマークってなんでつけるんだろ?
疑問はまだ残ったままだけど蘭さんが話をそらしてしまったから話はそこで終わってしまった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。