「 悲劇 」
其れは人生に置いていつだって起こり得るもの
私は今其れだった
昨夜まで過呼吸になっていた私の隣で一緒に寝ていてくれた“おさむ”が_____
消えたのだ
私は探した
過呼吸になっても
足を挫いても
転んでしまっても
諦めたくなかったから
だって_____
私を初めて_____
あんな風に励ましてくれたり
同情してくれたり
こんな私を認めてくれた、唯一の_______
でも、
いつからだろう
「おさむ」が本当は人間なんだ、と気付いたのは
この世には
知って良い真実と
知ってはいけない真実がある
きっと「おさむ」は________
後者、なんだろうね
そう思いながら私は、
白くて質素なベットから、
降り頻る雨を、
血の出る咳をしながら窓からジッと見ていた












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。