第98話

集まり
514
2025/08/06 11:01 更新




  後日、桜君たちと一緒に屋上に向かった。


  屋上の扉の横にあるテーブルを中心に、

  四天王とその補佐の方たちが囲んでいた。


  その雰囲気は、いいものでは無かった。  


柊 登馬
柊 登馬
 はぁー…またお前たちか… 
椿野 佑
椿野 佑
 そう言わないであげて、 
 今回はアタシのせいよ
水木 聡久
水木 聡久
 … 
桃瀬 匠
桃瀬 匠
 … 


(なまえ)
あなた
 …あれ、梅宮さんはいないんですか? 




  我らが総代の梅宮さんの姿が見つからない。

  あの人がいるところが静かなわけが無いから、

  すごく違和感があると思った…。



柊 登馬
柊 登馬
 あつめた本人が来てねぇとは… 
蘇枋 隼飛
蘇枋 隼飛
 梅宮さんが? 
椿野 佑
椿野 佑
 昨日ワタシが連絡したあと、 
 梅の方で読んだみたい
椿野 佑
椿野 佑
 まあ…すわんなさい 

桜 遥
桜 遥
 ったく、しゃーねーなー 


  
  我先にと桜君がベンチに座った。

  この状況に恐れることもなく対応する彼を、

  良くも悪くもすごいなと感じる。


楡井 秋彦
楡井 秋彦
 ちょっ桜さん!
 それだけですか!? 
桜 遥
桜 遥
 ぁ゙ぁ?なんだよ 
(なまえ)
あなた
 四天王と補佐の方が集まってるんだから、
 昨日のことはそれだけのことを意味してるんだよ。 

梅宮 一
梅宮 一
 ぁ゙もうみんないる感じか!? 
(なまえ)
あなた
 ! 


  屋上の扉からひょいと梅宮さんが顔をのぞかせた。

  これだけシリアス感が出てるのに、

  変わらなず陽気な彼に感情が分からなくなる。



柊 登馬
柊 登馬
 ったくお前ぇは…
 総代としての自覚が足りねぇぞ 
柳田 慈円
 珍しいな、いつも1番なのに… 
松本 陽大
 そんな時もあらぁな! 
椿野 佑
椿野 佑
 おはよー梅!全然大丈夫よー 
榊 晴竜
榊 晴竜
 寝坊でもしたのかな? 
榊 雨竜
榊 雨竜
 … 


梅宮 一
梅宮 一
 桜、楡井、蘇枋、それとあなた 
 朝早くからありがとな
梅宮 一
梅宮 一
 んじゃ、始めますか! 



 




  梅宮さんがテーブルに2つの箱を置いた。

  それを開けると、美味しそうな匂いが空気に溶けていく。


(なまえ)
あなた
 …!これは……! 
梅宮 一
梅宮 一
 ことはの特製サンドイッチだ!
 朝早いからさ、食いながらやろうぜ! 

  想定外のものでみんな盛り上がった。

  私も最近食べれてなかったし、

  これはテンションが上がる……!!



蘇枋 隼飛
蘇枋 隼飛
 あなたちゃんここ座って 
蘇枋 隼飛
蘇枋 隼飛
 ちょっと狭いから3人が限界そう 
(なまえ)
あなた
 大丈夫、立ったままでいいよ 
蘇枋 隼飛
蘇枋 隼飛
 サンドイッチ食べるんでしょ?
 立ち食いなんてお嬢様の名が汚れちゃうよ。 
(なまえ)
あなた
 …それもそうだね。じゃ遠慮なく 


  ベンチの端に腰をかけ、サンドイッチを手にとった。

  梅宮さんが行った通り、朝早かったから

  食べる時間が無くて食べ損ねてた。


(なまえ)
あなた
 ん〜〜んっま! 

杉下 京太郎
杉下 京太郎
 … 



  頬張ってると、どこから現れたのか、

  杉下君の姿が見えた。


  手には重なった紙コップを持ち、先輩方に配っている。

梅宮 一
梅宮 一
 おぉ杉下!ありがとな! 
梅宮 一
梅宮 一
 運ぶの手伝ってもらったうえに悪いな 
杉下 京太郎
杉下 京太郎
 いえ…これくらい(  '֊' )✨️ 
楡井 秋彦
楡井 秋彦
 す…杉下さん!! 
杉下 京太郎
杉下 京太郎
 …! 

楡井 秋彦
楡井 秋彦
 オ…オレやります! 
桜 遥
桜 遥
 … 
蘇枋 隼飛
蘇枋 隼飛
 おはよう杉下君 
(なまえ)
あなた
 はよ 



杉下 京太郎
杉下 京太郎
 …… 
杉下 京太郎
杉下 京太郎
 ( º言º)!! 



  なんでここにいるんだって顔で睨んできた。

  主に桜君に対して。


杉下 京太郎
杉下 京太郎
 チッ 



  キレたように舌打ちしたら、

  にれー君の前に紙コップを置いてった。


楡井 秋彦
楡井 秋彦
 あ…ありがとうございます 



  身をテーブルに乗り出して、

  桜君を飛ばして私と蘇枋君の分を置いた。


桜 遥
桜 遥
 あ…おい! 
(なまえ)
あなた
 笑 
蘇枋 隼飛
蘇枋 隼飛
 ありがとー 

桜 遥
桜 遥
 てんめー!オレにもよこせ!! 
(なまえ)
あなた
 もー私のあげるから静かにして 
杉下 京太郎
杉下 京太郎
 …… 



  杉下君は生ゴミでも見るかのような目をすると、

  重ねた紙コップから一つ手に取り、

  思いっきり潰してテーブルに投げた。


桜 遥
桜 遥
 ……‪💢‬ 
(なまえ)
あなた
 (はぁ…始まる…) 



  ベンチから立ち上がり、

  杉下君に掛かっていこうとするのを3人で止めた。

  入学してから数ヶ月経つのに、

  この2人の関係性は全然変わらないのか。


梅宮 一
梅宮 一
 こらー杉下ーあんまいじわるすんなー 
 コップも無駄にしちゃいけません
杉下 京太郎
杉下 京太郎
 ぅ゙… 




  敬う彼からの指摘に、杉下君はゴソゴソと、

  さっき潰したコップを直した。


楡井 秋彦
楡井 秋彦
 な…なおった 
蘇枋 隼飛
蘇枋 隼飛
 今にも倒れそうだね 
(なまえ)
あなた
 …やっぱ私のと変えよっか
 喉乾いてないから使わないし 

梅宮 一
梅宮 一
 よいよい!
 コップ無駄にしなかったな! 
桜 遥
桜 遥
 なにがいいんだよ!! 
杉下 京太郎
杉下 京太郎
 ( ´・֊・` )フッ 
桜 遥
桜 遥
 !! 
(なまえ)
あなた
 (またか…) 

桜 遥
桜 遥
 てんめーおもて出ろ!! 
杉下 京太郎
杉下 京太郎
 ふん 
柊 登馬
柊 登馬
 お前ぇらいい加減にしろ!! 









  短いですけどストップさせてください…!!




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