第6話

ろくわめ
979
2024/03/06 22:38
🎼🌸
「ふへぇ〜〜〜………………」
🎼👑
「どうかしたん?らんらん」
机に頭を置いて窓の外を見ているらんにみことが話しかけた。
🎼🌸
「いや〜ね〜。俺って……幸せーって思って…」
🎼👑
「そりゃあ幸せよ!!俺に好かれてるから!!」
🎼🌸
「………………、それはよくわかんないんだけど…」
🎼👑
「なんでなん?!」
🎼🌸
「世の中学三年生とか、高校三年生とかさ……受験シーズンだったわけじゃん」
🎼👑
「スルーされた。別にいいけど。…………ってめっちゃメタ発言してない?まぁ本当のことだけど」
🎼🌸
「リアルは今日は3月7日だけど、この小説の中ではもう俺たちは受験終わるどころか、受験しないで、一瞬で入学したじゃん。もう春じゃない。初夏がやってきてるんよ…」
🎼👑
「そうだね。メタいけど」
🎼🌸
「……受験しないって良いわー…………」
🎼👑
「メタい…………メタすぎる……」
🎼🌸
「よくさ……」
🎼👑
「うん」
🎼🌸
「色んな人が言ってるじゃん……」
🎼👑
「うんうん。なにを?」
🎼🌸
「『メタ発現する奴が一番メタい』とか」
🎼👑
「実際そうだと思うけど」
🎼🌸
「俺思うんだよね……」
🎼👑
(でた。らんらんの『俺思うんだよね』シリーズっ!!)
 
説明しよう。らんらんの『俺思うんだよね』シリーズとは。
らんがよく『俺思うんだよね』と言い、その後にダラダらんが正論のような、そうじゃないようなことを言うことである。
 
🎼👑
「何を思うの?」
🎼🌸
「えと……小説の中って、なんでもありなわけじゃん」
🎼👑
「そう……なん?」
🎼🌸
「そうだよ。小説の中だから俺が急にピューって空飛び出すのもアリなわけじゃん…」
🎼👑
「この小説そういう要素ないよね」
🎼🌸
「無いけどここは……小説の中だから。俺たちは今小説の中にいるんだよ…。だからなんでもありなわけ…。メタ発言て言ってる人とか……言わされてる全小説の中の人達は結局みんな、メタ発言してないんよ。小説の中だから。ここが」
🎼👑
「なるほど……」

(珍しく口が回ってる)
🎼🌸
「つまり、メタ発言しない奴が一番メタいと思うんだよね俺」
 
 
🎼📢
(お前が一番メタい)
↑遠くから聞いてた人
🎼🎮
(www腹痛てぇw)
↑遠くから聞いてた人
🎼☔️
(『俺思うんだよね』シリーズノートに書き足さなければ……!!)
↑遠くから聞いてた人
🎼🍵
(小説を書いている皆様らんらんに変わってお詫び申し上げます。誠にすみませんでした)
↑遠くから聞いてた人
 
 
🎼🌸
「テストも無いし別の小説みたいに列車に迷い込むことも、人質に取られて縛られることも、ネトゲ廃人になることも無い。小説って素晴らしい……。なんでもありっていいわ……」
先生
「そうか。なんでもアリだから今からテストするか」
🎼🌸
「…………………………そういうなんでもアリはいらないと思います」
いつの間にか休み時間が終わり、担当の先生が目の前に立っていた。
🎼🌸
「………………はぁぁ……」
先生
「ため息をつくなため息を」
🎼🌸
「この小説ではなまける俺が主役なのでどこか行ってくれませんかね……ホントに」
🎼📢
「自分で主役って言うんだ。実際そうだけど」
🎼🌸
「さすがいるま……。分かってんね……」
🎼📢
「分かりたくないわ」
 
 
はい。今回はメタ発言回でしたねw
主の今日の一言

『メタ発言は堂々と!!』
ーーーーーーーーーーー
さっきらんくんが

「テストも無いし別の小説みたいに列車に迷い込むことも、人質に取られて縛られることも、ネトゲ廃人になることも無い。小説って素晴らしい……。なんでもありっていいわ……」

って言ってましたよね?
『列車に迷い込む』小説はこれ⤵
 
『人質に取られて縛られる』小説はこれ⤵
 
『ネトゲ廃人になる』小説はこれ⤵
ですね。はい。気になる方は読んでみて。
コメントして欲しい……
ではまた

プリ小説オーディオドラマ