あなたの英語で下の名前. Side
事務所からの帰り道。
今日は無性に歩いて帰りたくて、送迎の車を断った。
お月様が輝いて見える。
ここは韓国でも少し田舎な方だから
星も見える。
今日は練習生たちに歌を教えてきたんだけど
練習生の中に日本人の女の子がいて、自分と重ねてしまった。
その子ばかりに目がいってしまった。
まだ慣れていないのかカタコトな韓国語で話していて馴染めてる感じもあまりしない。
練習生を見ているとあの頃を思い出す。
まだ送迎車もなくて毎日電車とか徒歩で帰ってた。
1人で泣きながら歩いた日も、スキップしながら歩いた日も
ずっと月は私を見ていてくれたのだろう。
お月様は今も同じ場所から
私を見てくれているのだろう。
なんだか無性にbubbleを送りたくなって、
Stayと会いたくなって
写真を撮る。
そしたら、前から歩いてくる8人組が見えた。
あれは多分、メンバーたちだろう。
メンバーのみんなと話しながら帰る道。
振り返ると空ではにっこりと私に笑いかけるようにお月様は輝いていた。
私にはもう月からの見守りはいらないみたいだね。
8人の仲間と歩く道はあの頃より数千倍楽しくて
充実してる。
歩いて帰るのもたまには良いな。


この間、お月見でしたよね🌕
書いていたら設定が冬になってしまいましたが、許してください😣
あなたちゃんの練習生時代の話はまた今度書きますね🎀












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!