あなたside
ウォヌさんを待っていると
1人の女の人が声をかけてきた
私よりも少し背が高くて
綺麗で…いい香りがした(
なんかちょっと汚いお言葉も出てきたけど…(
誰なんだろ…ウォヌさんと知り合いって言われたら
まぁ見た目も合っているけど…
あー、元カノ…、、
元カノ!?!?!?!?
いやいやいや…確かに綺麗だし
ウォヌさんも放っておかないだろうけど、…!?!?!?!?
何を言ったらいいか迷っていると
横からウォヌさんの声が聞こえた
なんだか親しそうに接しているから…
嫉妬っていうか、、
そんで話聞いてたらちょっと私に刺さる言葉とか
女の人から出ているオーラみたいなものが
グサグサと刺さって
胸が苦しくなった
女の人が去っていった瞬間
私の目から涙が滝のように溢れ出した
申し訳ない
その一言でいっぱいになった
私だけのウォヌさん
大好きで、もちろん私を愛してくれていたと思ってた
今すぐにでも抱きしめて欲しくて
抱いて欲しかった
好きだから、安心させて欲しかったから
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。