⚠体調不良
⚠伽羅崩壊
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収録場所につくともう皆揃っていた。もっと早く来たほうが良かったなと反省していると、凪ちゃんに声をかけられた。
「おはようございます…ってセラ夫、体調が悪そうですけど大丈夫ですか?」
流石、元スパイ。観察眼が鋭いな…
『え、凪ちゃんの気の所為じゃない?俺なんともないし』
「ホントですか?」
雲雀「アキラー!!!これどうなってるかわかるか〜?」
凪ちゃんが疑いの目を俺に向けていたけど、雲雀が凪ちゃんを呼んだ。雲雀ナイスタイミング
「…今行きます!誰でもいいので、体調悪くなったら言ってくださいね」
『はいはい。わかってるよ〜』
凪ちゃんが雲雀の方に行ったのを確認して、俺は、はぁ…と息を吐き出した。危ない…バレるところだった…多分バレたら、すぐに帰らされるからな…絶対にこの収録は乗り切ってやる。
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収録終了《なにかのゲーム》
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収録が終わり、次の企画の打ち合わせの会議のとき、俺の体調は悪化していた。頭痛も、吐き気も朝よりも酷くなっていたし、体が怠い。これ絶対熱出てるやつだ…このあとの任務終わるまで持つかな…
「セ…セラ……セラ夫!」
『…あ、どしたの。凪ちゃん』
「どうしたのって、会議終わったんですよ。気づかなかったんですか?」
『…気づかなかった』
奏斗「なんか今日のセラ、ぼーっとしてる事多かったよね」
雲雀「だよな〜あと、全然話してなかった」
『気の所為じゃない?俺、いつも通りだし』
雲雀「そうか?ならいいけど」
雲雀たちは誤魔化せたけど、ずっとこっちを黙って見ている凪ちゃんの視線が痛い…体調悪いのバレてないよね…
『じゃあ、俺このあと依頼があるから』
俺は逃げるために、部屋を出た。部屋を出るときに凪ちゃんが引き留めようとしてたみたいだけど構わず、目的地へと向かった。
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依頼終了
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依頼を終わらせたが、俺は人通りの少ない場所で動けなくなっていた。依頼を終わらせるまでは良かった。終わってから気を抜くのが早すぎた。無理やり動いていたせいか、眼の前が歪んでいて立てない。どうしようかな…ここじゃあ誰も通らないだろうし…
「…セラ夫…!」
『…あれ…凪ちゃんの幻が見える…』
「幻なんかじゃないですよ!」
『え、マジ…?…なんでここにいるの…?』
「帰りが遅いから、探しに来たんですよ!…体調、大丈夫ですか」
凪ちゃんが俺の額に手を当てようとしたから顔を隠した。今触られたら絶対にバレる。もうバレてるかもしれないけど。
『大丈夫だから』
「…少し待っていてください」
凪ちゃんは電話をかけに行った。少しすると奏斗と雲雀と一緒に戻ってきた。
雲雀「セラお〜心配したんだからな〜!」
雲雀が駆け寄ってきた。心配そうにこちらを覗き込んでくる。
奏斗「探すの結構時間かかったんだからね」
『…心配かけてごめん。』
雲雀「取り敢えず帰ろーぜ。セラお、立てるか?」
『…うん。立てるから先に行ってて』
奏斗「心配だから先には行かないよ〜」
『……』
壁によりかかりながら立ち上がり、歩き出そうとした瞬間、酷いめまいが襲ってきて倒れてしまった。
「セラ夫!!」
倒れたと思ったけど、凪ちゃんが支えてくれた。凪ちゃん、俺を支えられる筋力あったっけ…
「…セラ夫、軽すぎませんか…?あと、服の上からでもわかるぐらい異常に熱い…」
奏斗「セラ〜おでこ触るぞ〜…あっっつ!?こんな熱で今日過してたの!?」
『うん…』
「取り敢えず急いで帰りましょう」
雲雀「近くに車あったと思うから急いで持ってくる!」
奏斗「頼んだ!」
みんなが俺のために行動しているのをふわふわとした頭で聞きながら、俺は意識を手放した。
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今回は後半が雑になってしまいました…申し訳ない…
次回でセラフ編は終了です。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。