高橋 side
放課後になっても永瀬先生から
告げられた言葉が頭の中を回っていた 。
_ 数時間前 __
『 担当医?事故?何言ってんですか … 』
永瀬 「 4年前 、中1の時に葵あなたは
車の暴走事故に巻き込まれた 。 」
『 4年前 … ってまさか!? 』
永瀬 「 多分 、恭平が思ってる事故やで 。 」
俺が思い浮かべた事故は
4年前 、渋谷で起こった車の暴走事故 。
確か 、ニュースで俺と同い年の女の子が
巻き込まれて意識不明の重体やって … 。
永瀬 「 その時 、奇跡的に命は助かったん
やけど記憶障害が出てん 。 」
『 嘘 … 』
永瀬 「 家族以外の記憶は忘れてた 。 」
『 じゃあ … あなたは俺のことも … 』
永瀬 「 覚えてないんちゃうかな 、 」
『 嘘 … 嘘や!俺 … 9年前にあなたと!泣 』
長尾 「 失礼しまー … 恭平!? 」
道枝 「 恭平なんで泣いてん!? 」
嫌や 、あなたの中から俺が消えたなんて 。
もう 、あの頃みたいに笑えんのかな 、












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。