Murder side
泉鏡花。
ポートマフィアからの新人が居なくなったとの報せは来ていた。
最も、其奴とは会ったことも話したこともないから余り関係は無いんだがな。
組合からの攻撃が激しさを増す中、俺は今日も今日とてうずまきで仕事だった。
準備を済まし、晩香堂へ急ぐ。
もう既に、俺と国木田以外のメンバーは居るようだった。
江戸川が誘った方へ行くと、ここへ座れと自分の隣を指差す。
あの自由探偵の隣は勘弁だから宮沢の隣に座ったが。
全員が社長の方へ目を向ける。
一気に緊張感が高まった。
その言葉に顔を歪める江戸川。
俺は与謝野の治療を受けたことがないから分からないが、それなりに酷いものなのだろうと思う。
宮沢は笑ってるが。
チーム分けはこうなった。
守勢
社長、江戸川、与謝野、宮沢、そして俺。
攻勢「甲」
国木田、谷崎
攻勢「乙」
太宰、中島
思わず吹き出しそうになった俺は悪くない。
突然画面を見て固まる江戸川。
どうしたもんか。さっきまでご機嫌だったのに。
線路にいる刺客に向かって銃弾が打たれる。
並の人間じゃ相当やられるだろうが、其奴はそうもいかなかった。
与謝野は監視カメラを指差し、そこへ向かっていく刺客。
懐から写真を出し、それをカメラの前に翳す。
宮沢は線路の鉄骨を持ち上げ、それを刺客に向ける。
鉄骨を宮沢が振りかざす。
だが刺客は鉄骨の上に乗り、そのまま宮沢へ蹴りを入れた。
俺も試しに骨を投げてみたが当たらず避けられた。
その隙に与謝野は鉈を構え、背後から襲いかかろうとしたが。
その刺客は天井を足場にして立っていた。
天井から飛んで降りてくる中原中也。
その足元にはクレーターが出来ていた。
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背後出し失礼します。
長らく更新をサボってしまいすみませんでした。
言い訳をさせてください。
私、今年で受験生なんです。
今どうしても行きたい学校があって、そこに入れるようテストの点数やら何やら上げようと思い、塾も今までと変えて厳しい所へ行ったりと、色々とやっていたら余裕で4ヶ月サボってました。
本当に申し訳ありません。
他の作品も更新するする詐欺をしていたのは本当に申し訳ないと思っております。
これからも更新するする詐欺すると思います。
ですがここで辞める気はありませんので、どうか最後まで、お付き合いお願いします。
後すいませんちょっとしたこれからのお話です。
本当はやるつもり無かったんですけど、それだとMurderさんの活躍が余りにも無さすぎるので。
だから他のAUをぶち込もうかと思います。
ぶち込むAUは決まってます。
みんな大好きあの御三家の一骨を入れようと思っております。
では〆で。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。