Murder side
なんかMurder君武装探偵社と絡む事が多いから連れてきたよ!
そして彼の名前は賢治君だ!
宮沢賢治です!宜しくお願いしますね、Murderさん!
いや意味分からん。
何故だ。何故其奴を連れて来た。
確かに最近探偵社と絡むことが多いがそれはそれ、これはこれだろ。
何で連れて来た此奴を。
だからそのままの意味だよMurder君。
よく探偵社と最近絡むからどうせなら探偵社員全員と絡ませようってか?
そういうこと!
何でその発想なんのか分かんねえよ。
まあまあそう言わずに〜ねえ賢治君?
ん〜…よく分かりませんが、取り敢えずMurderさん!仲良くしましょう!
無理だろちょっと待て。
整理をさせろ。
仲良くしましょう!じゃないんだよ何が仲良くしましょう!だ。
あ、じゃあ牛丼屋にでも行きましょうか?
何故そうなる?
仲良くなるにはそれが1番良いかと思いまして!
何で牛丼屋チョイス???
牛が好きなので!
意味分からん。
駄目だ、此奴と居ると調子が狂う。
取り敢えず行きましょう!
いい所を知ってるんです!
…もうどうにでもなれ。
そんな訳で牛丼屋に着いた訳だが…
美味しいですか?
……まあ。
牛丼なんて初めて食ったな…
それならよかった!
ここの牛丼、美味しくて結構お勧めなんです!
また良ければ来てみてください!
時間がありゃな。
是非是非!
美味そうに食べる其奴を見つつ自分も食べ進める。
…ったく……こんな事になる筈じゃあ…。
やっぱりここの牛丼は美味しいですね…
ご馳走様でした!
食い終わるの早いな。
美味しくってつい…。
ふーん…
そのまま食べ進めていると、其奴が口を開いた。
太宰さんから、Murderさんのことは聞きました。
…彼奴から?
はい!なんでも、不思議な人だと!
俺が不思議……?
ええ、太宰さん曰く、Murderさんは誰かに似てる、だそうです。
…ふーん。
Murderさんが、探偵社に来た時の話も聞きました。
…ああ。あれか。
僕はその時依頼で居なかったので分かりませんが…
ちょっとした騒ぎになってたらしいですね!
…まあ…うん……確かに…
Murderさん。
…なんだ?
しっかりとこっちを見て、それでいて笑顔で其奴は言う。
心というのは、通じ合えるものです。
……
こうしてお話して、美味しいものを食べて、困っているような人がいれば手を差し伸べて、感謝して…
そうやって素直に気持ちを話せば、自然と心というのは通じ合えるんです。僕はそのやり方で失敗したことなんてありません。
………
Murderさん。
…………何だ?
何かあれば、僕達探偵社に言ってくださいね。
力になりますので。
其奴は眩しい笑顔で此方を見て言った。
嗚呼、これだから
ニンゲンは苦手なんだ……
信じろと。
裏切ったのはそっちなのに。
…ま、いい。
その話は参考にさせて貰う。
本当ですか!ありがとうございます!
あ、後Murderさん。
何だ、まだ何かあるのか?
国木田さんから、探偵社に入れと。
執拗いな彼奴!!!
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