第2話

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2,364
2020/10/31 01:23
??
えっ?
??
俺の事知ってるんですか…?
あなた

は…い

nana
ななもり。です!よろしくお願いします
あなた

穂佳あなたです。

nana
あの、ここじゃ少し目立つんでどうぞ家に…
あなた

い、いいんですか?

nana
はい!
あなた

ありがとうございます

私は頭を下げる
まさか…ななもりさんだったなんて
ななもりさんは私の好きなグループすとぷりのリーダー
つまり私はすとぷりのマネージャーになるということだろう
しかもななもりさんのお家にお邪魔して…大丈夫かな…
nana
ここだよ。
いかにも高そうなタワーマンションのオートロックをななもりさんは鍵をかざして開ける
慣れた手つきでエレベーターのボタンを押しそのまま上の階に上がっていく
nana
そういえばどうして俺たちのことを?
あなた

あ…っと…実はリスナーなんです…

私はあははと少し苦笑いをする
あなた

まずいですよね…?

nana
ええ!そうだったんですね!
ななもりさんは両手で私の手をぎゅっと掴んでくる
nana
あ、すみません…/////
あなた

大丈夫ですよ。ニコッ

あなた

それよりお家はどこですか…?

nana
ぁあ!ごめんなさい💦
あなた

全然大丈夫ですよ!

nana
こっちです!
がちゃ
玄関は何足かの靴が散らばっており
部屋の奥からは騒がしい声が聞こえる
nana
あ…すみません…汚くて…
あなた

大丈夫ですよ!ふふ‪w

nana
じゃあ靴脱いでなか入ってください!
あなた

お邪魔します!

私は靴を丁寧に揃え
部屋に足を入れる
root
なーくんおかえりなさい!
colo
お!噂のマネージャー?
jel
この子?
あなた

え…あのっ…

sato
へえ。俺好み
rinu
ちょ、話聞こ?
莉犬さんがとめてくれる
あなた

あ、私、穂佳あなたです!

root
うんうん。
colo
知ってる
あなた

…えーっと

あなた

20歳です!

あなた

んーっと…

nana
とりあえず奥行こ?‪w
あなた

ふえ?!

私はななもりさんに背中を押されびっくりする
nana
ここじゃ寒いでしょ?
ななもりさんはいつのまにか敬語が外れていた
あなた

ありがとうございます!

私は奥の部屋に案内される
先程までゲームをしていたのかコントローラーや袋の空いているスナック菓子が机のうえに放ったらかしにされている
nana
ちょっと!散らかさないでって言ったでしょ?!
colo
だってそんなすぐ来ると思わなくて‪w
nana
もう…!
nana
とりあえずあなたちゃん・・・は空いてるところ座って!
あなた

失礼します。

うわ…
推しが…いる…
私は思わずころんくんをじっと見つめてしまう
colo
なに?
あなた

あ…ごめんなさい

jel
ちょ!ころん冷たいわ!
colo
そんなことないでしょ
sato
優しくしろよ!
colo
ふんっ
あなた

すみません…

rinu
大丈夫!あなたちゃんは悪くないよ!
root
じゃあまず自己紹介しますね!
nana
その必要はないと思うよ
jel
え?
nana
だって



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nana
あなたちゃんリスナーさんだもん
sato
えっ?そうなの?
あなた

はい…すみません…

colo
なんで謝ってんの?
colo
悪くないじゃん
colo
あと敬語やだ。
あなた

え…?

rinu
うん。俺も
あなた

でも…年上ですし…

私はもじもじしながら言う
root
関係ない!
jel
外さないとおしおきやで?
あなた

ぇえ…

それは嫌なので仕方なく外すことにする
あなた

じゃあ…本当に…いいの…?

nana
うん!
あなた

わかった…!

sato
んで。誰推しなの?
colo
それ僕も聞こうとしてた
rinu
ワク(*'▽'*)♪ワク
あなた

えっと…/////

あなた

こ…ろんくんっ…/////

私は恥ずかしくなりその場で丸くなる
colo
僕…?!////
nana
あら、あなたちゃんちっさくなっちゃった‪w
jel
まーまー!
rinu
今日からよろしくねー!
あなた

うん…!

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