私が殺せんせーの言葉を切り捨てた直後、
今度は渚くんが口を開いた
確かに、前回は総合点を基にした学年順位での
成績上位を目指してたんだっけ
私はそんなの微塵も興味無かったけど
てか理事長をはじめとする本校舎の教員たちが
裏で動いてE組を貶めようとしてたから
結局前回は全員50位以内なんて無理だったけど
みんなに一人ずつ付いている殺せんせーの分身
その頭には、みんなそれぞれの苦手な教科の
頭文字を書いたハチマキが巻かれている⋯⋯⋯
のだが、寺坂に付いている分身が巻いている
ハチマキだけは、何故かNARUTOのハチマキ
曰く、寺坂だけ苦手教科が多いからだそう
ちなみに全教科苦手な私に付いている分身の
ハチマキは無地
女子相手にはふざけないとか、
そう言う感じなのか⋯⋯⋯?
そんなNARUTOハチマキの分身を
寺坂が見やれば、分身は慌てて言葉を繋いだ
それ、傍から見たら煽ったり貶したりしてると
受け取られても文句は言えないけど??
気を取り直したようにそう言い、
続けて自分の触手に向けて銃を撃つ
なんか触手減るにつれてストーリーが
出来ていってるんですけど!?
原理が分からなさすぎる
私もみんなの意見には全面的に同意だね
教室が一瞬にして静まり返る
その言葉を聞いた途端、みんなの目が変わった
触手の破壊権利なんて、
殺せんせーの暗殺をするみんなにとっては
絶対に一つ以上は欲しい代物だ













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。