椚ヶ丘中学校3ーEで
生徒たちが担任の暗殺を始めて暫く
E組の教室の最後列、
赤羽業の隣の席の主が現れることは
それまで一度も無かった
どうやらその席の主の情報は
担任である殺せんせーに
共有されていなかったようで、
新学期開始から
それなりに日が経った頃、
殺せんせーは生徒に尋ねた
殺せんせーのその言葉に
否定の言葉を零す赤羽
ここで入ってくる前原の茶化し
しかし、それは爆弾発言の素で───
クラス中が騒然となる
普段は話に混ざらないような生徒でさえ、
皆揃いも揃って赤羽の方に振り返り凝視する
椚ヶ丘中学校1の劣等生、神凪あなたの下の名前
それにまつわるこんな話がされていたなど
彼女は知る由も無かった───













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!