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第55話

Chapter3.5衣華ツクモの贖罪
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2026/04/05 10:24 更新
あのスケボー馬鹿東野優星に死んだ皆の記憶を戻させろ…と言われても。
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
可能性があるなら1つ…。この病院にあそこで死んだ人達がいる。
これまでに死んだのは私、優星サンを除いて3人。
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
真凛サン。優歌サン。……
そして
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
……あいつ美魅…。
優歌サンと私は多分合わないので…真凛サンが的確ですが……
あの人に…謝罪しなければならないのでね…。
私は院内を散歩しながら考えていた。ふと小耳に女性と男性の口論の声を拾った。
ーーーー
だから……!!あの子にもう医者の道を勧めるのはやめてください…!だから今あの子はあんな事に巻き込まれて……!
ーーーー
…そんな事は知らん。あいつには俺を継いでもらう。それだけだ。
男性がその場から去った後、女性は声も上げずに泣いていた。
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
…失礼致します。先程の会話を小耳に挟んでしまったのですが…何かありましたか…?
ーーーー
……貴方は……
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
超高校級の…いや。元超高校級の文学少年。衣華ツクモです。以後お見知りおきを…。
ーーーー
やっぱり衣華くん…。貴方…記憶は戻ったの…?
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
はい…!お仲間のおかげで無事に。いやぁ…ネタになりそうですね笑
ーーーー
…なら…あの子の事…覚えているかしら…?
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
あの子と言いますと…?
そう言えばこの女性。何か見覚えがある。
ーーーー
夜坂月陽…分かるかしら…?あの子。私の子なの…。
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
嗚呼…!月陽サン…!存じ上げていますよ!
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
と…なると…月陽サンのご実家なんですね。夜坂大病院此処は。
ーーーー
えぇ。此処の院長は私の旦那で…あの子のお父さんなんだけど…。
ーーーー
あの人は男が産まれて欲しかったの。……この名を継がせるために。
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……でも、月陽は女の子で……。無理矢理男にさせて…病院も無理矢理継がせようとして……
ーーーー
私はあの子に自由に生きてほしいの……!!
月陽サンのお母様は私にしがみついて訴えた。
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
……こちらでも…動けるなら何かをしてみます。何もしないよりかはマシでしょう。
ーーーー
…ありがとう。衣華くん…。
私は去ろうとした足を止め、くるりと身体を回した
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
あ、それと……月穂美魅の病室を教えてもらいたくて!宜しいでしょうか?
ーーーー
月穂さん…?ええ。わかったわ。
月穂美魅。病室
譛育ゥ 鄒朱ュ
譛育ゥ 鄒朱ュ
はは、そっか。奈菜。凄いな。テストで満点か。
あいつの声が聞こえる。奈菜………。
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
は…?奈菜サンってまだ死んでませんよね…!?
病室の前でスマホを開きダンガンロンパを見る。今は裁判前で丁度全員が揃っているようだ。
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
生きて…ますよね…?
譛育ゥ 鄒朱ュ
譛育ゥ 鄒朱ュ
奈菜…?どうしたんだ…?
もうどうにでもなれ。と言う気持ちで病室のドアを開く
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
おい月穂美魅…!!
譛育ゥ 鄒朱ュ
譛育ゥ 鄒朱ュ
っ…!?誰だ…!お前…。
案の定数時間前までの私と同じ反応をする美魅サン。
譛育ゥ 鄒朱ュ
譛育ゥ 鄒朱ュ
……奈菜。下がってろ。
…奈菜…サンが居るはずであろう場所には。誰も居ない。彼女にしか見えてないのであろう。
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
……幻覚…ですか。
譛育ゥ 鄒朱ュ
譛育ゥ 鄒朱ュ
だから…ノコノコと入ってきてそれは何なんだよ…。な、奈菜。
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
……私のしたことの罪も…償えないんですね。貴方に。
譛育ゥ 鄒朱ュ
譛育ゥ 鄒朱ュ
罪……?何だよ…。それ。
私のした罪。……両親をこいつに殺されたことへの復讐。

……私は本当にそれを望んでいたのか。それをして、何が変わるのか。

今の私にも理解が出来ない。
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
俺だって……どうしてあんな罪を起こしたのか分かんねぇよ…!!大切だと思える仲間と出会えたのにっ……!!
譛育ゥ 鄒朱ュ
譛育ゥ 鄒朱ュ
仲……間……?
……嗚呼。なんだか懐かしい。

騒がしくて、でもいつもいるときとは違って居心地が良い。

楽しいと思える場所クラスメイト

真海…奈菜……衣華……
譛育ゥ 鄒朱ュ
譛育ゥ 鄒朱ュ
クラス……メイ……
月穂 美魅
月穂 美魅
ト…。
月穂 美魅
月穂 美魅
…なんでここにいんだよ。衣華。
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
HAHAHAッ!!もっと悪口言ってやろうかと思ったんですがね
月穂 美魅
月穂 美魅
……あ゙?
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
まぁそれはさておき!記憶が戻ったんですネ!
月穂 美魅
月穂 美魅
……まぁ…、少しだけだけどな。
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
それでも良いでしょう。まずは連絡ですね!
私スマホを開きとある人物に電話をかける
東野 優星
東野 優星
《もしも〜し!ツクモくん!ナイスタイミ〜ング!丁度今オレ予選終わったんだ〜!》
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
《海外に行っても賑やかなのは変わりないんですね
東野 優星
東野 優星
《え?確かに!さっきオレの演技で会場沸かせたから!!》
月穂 美魅
月穂 美魅
《…東野…皮肉が分かってないな。》
東野 優星
東野 優星
《美魅さん!?戻ったの!?》
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
《本当は贖罪までして記憶を戻す予定だったんですけどね。》
東野 優星
東野 優星
《え?ショクサイ?なにそれ、おいしい…?》
月穂 美魅
月穂 美魅
《殺虫剤っていうのも美味しいらしい。》
東野 優星
東野 優星
《待って待って!?本気でオレ殺しに来てる!?2人共…!!殺虫剤はオレでもわかるよ!?》
月穂 美魅
月穂 美魅
《はは、じょ〜だん冗談。》
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
《冗談には聞こえなかったですがね。これが元超高校級の復讐代理n……》
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
ぃ゙でっ…!?
月穂 美魅
月穂 美魅
《なんか言ったか?衣華。》
東野 優星
東野 優星
《2人共ストップストップ!!とりあえずこれで3人復活でしょ?》
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
《後2人。ですね、》
月穂 美魅
月穂 美魅
《そうなのか…?ダンガンロンパ見ないとな……。》
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
《残るは真凛サン、優歌サン……。まぁもう少しでもう一人増えますけどね》
月穂 美魅
月穂 美魅
《学級裁判か…。》
東野 優星
東野 優星
《ひとまず日本は任せるね!!オレはもしこっちにその2人が来てたら何とかする!!》
月穂 美魅
月穂 美魅
《は…?日本は任せるってどういう事だよ》
衣華 ツクモ
衣華 ツクモ
《彼は今世界大会で海外に飛んでいるんですよ!》
月穂 美魅
月穂 美魅
《は ぁ !?》
東野 優星
東野 優星
《とりあえずあのダンガンロンパを止めよう…!絶対に…!!》
無事に3人の記憶が戻り、“ダンガンロンパ”を止める方法を探し始める事にした。
追記
結構貰った子達の過去設定こっちで作らせて頂いてます……「それは違うぞ!」と思うものがあれば言ってください。

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