ボーッと助けてくれた彼を見つめていると、するといきなり彼は振り向いて目があった
彼は迷いなく私と手を繋ぎものすごい速さで走り出した
しばらくして彼は立ち止まった
聞き方が君の○は。みたい!ちょっとキュンとしちゃった!!ww
だめです!!って言おうと思ったのに…
ん?ちょっと待って…敬語を外すだけじゃなくて、名前で呼ぶの!?ほとんど初対面なのに!!この人どんだけコミュ力高いの!!尊敬を通り越して怖いわー((( ;゚Д゚)))ガクガクブル
なんで吹き出してるんだろう??でもこんなイケメンに頼まれて断れる人は世界にいや、人類に居ないと思う…
命の恩人を呼び捨てできるわけがない!!ここは絶対にゆずれないし、ゆずらない!あっ最後、敬語になっちゃった!
完璧に無視しましたね( ̄^ ̄)この人に自分の意見は通らないと思っていいかも…
私の家に向かう間はお互い何も喋らなかったけれど…
不思議と
居心地が良かった…
~峰雪邸到着~
友達の家もこんなだけどなぁ…
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
彼は何故かふっと笑っていた
きっと私達はもう会うことはないだろう
でも自分の中で
彼に会えないのが寂しいと思う自分と
彼にまた会いたいという自分がいる気がする
会ったばかりだしそんなはずないのにね
そんな気持ちを抱えながら
扉を閉じようとした瞬間
すぐ会えるだろうけどね…どういう事だろう?
数日後、私はこの言葉を理解することになる
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!