「わたし、床で寝るから秀くんに布団もらってくるね」
『あなたはベッドでいいよ、俺が床で寝るから』
「んー、」
『あなたに風邪ひかれたら困るし、俺客だから』
「あきらも風邪ひくじゃ、、あ!」
『ん?』
「じゃあさ!一緒にベッドで寝よ?……わっ!」
押し倒してしまった、ベッドを指さしてて上目遣いで問いかけてきた、あなた。
ほんと無防備、、
『それ、どういうことかわかって言ってる?』
「あきら…?」
またもや、上目遣いで見てくる彼女に耐えれなくて
キスをした
「んぅ、、ぁ」
『今までそれで男、、落としてきたの?』
「ちがっ」
『こんなベッドで寝よって言われて耐えれる男いる?』
「全部あきらがはじめてだよ……っ?ずーっと好きだったのに」
『ほんと、、?』
「うん、あきらはちがうかもだけど…っ」
そう言って目を逸らした。
俺だって、
『あなたがはじめての彼女だし、あなた以外好きになったことないから、なんならあなたと出会うまでは恋愛興味なかったし、』
あなたと目が合ったことを合図にもう一度キスをした。
何度も何度も、お互いの愛を求めるように。
『あなたのことゆっくり愛していきたいから我慢するけど、次煽ってきたら容赦しないから』
赤面して小さく頷くあなたを抱きしめて、俺たちは眠についた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。