第15話

ちょっとの勇気
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2024/12/15 15:00 更新
放課後。

私は帰りの支度を終わらせ、廊下をゆっくり歩いていた。
(なまえ)
あなた
(疲れたぁ…。三井さ…じゃなくて、花菜ちゃん…一緒に帰れるかな)
加賀美隼人
加賀美隼人
あなたの名字さん
(なまえ)
あなた
ぇあ…!?
今まで大声を出さなかったからか、声が裏返ってしまった。
加賀美隼人
加賀美隼人
あっ、ごめんなさい!
驚かせちゃいました?
(なまえ)
あなた
かっ…加賀美さん…!
こっちこそ…びっくりしちゃって…。
ちらりと加賀美さんの顔を見ると、

優しい目が夕日に照らされて琥珀色に輝いていた。
思わずドキッとしてしまい、うつむく。
加賀美隼人
加賀美隼人
…いえ、私は全然大丈夫ですよ
塩野くん
おーい加賀美ー
加賀美隼人
加賀美隼人
あ、すみません、行かないと
それじゃあまた明日!
(なまえ)
あなた
は、はい…また明日…!
(なまえ)
あなた
(私…加賀美さんとどうやって話してたっけ…?)
好きだと改めて思ってから、前より目が合わせられない。

なんでだろうか…?
三井さん
あなたの下の名前〜
(なまえ)
あなた
あっ、花菜ちゃん…!
三井さん
ねぇ、この後って空いてる?
ちょっと行きたいところあるんだけど…
(なまえ)
あなた
え…うん、空いてるよ
三井さん
ほんと!?
じゃあちょっとデートしよっか!
花菜ちゃんは私の腕を掴むと、
三井さん
しゅっぱーつ!
と嬉しそうに引っ張った。
花菜ちゃんが向かったのは、駅前にある大きなショッピングモールだった。
三井さん
あなたの下の名前ってさ、私服どんな感じなの?
(なまえ)
あなた
えっと…
見せれる物が思いつかなくて、プリクラを見せた。

…顔は隠したけれど。
三井さん
えっ、可愛い!
どうせならもっと可愛いのに挑戦してみようよ〜
(なまえ)
あなた
えっ…私、似合うかな…
三井さん
大丈夫!うちがめちゃくちゃ可愛くしてあげるから!
花菜ちゃんは笑うと、お店を見て回った。

花菜ちゃんは私の意見も取り入れつつ、私に似合う服を選んでくれた。

かわいい服はそれなりに値段が張るということに驚愕しつつも、厳選してワンピースを買ってみた。

駅への道を歩きながら、花菜ちゃんと話す。
三井さん
ん〜、
三井さん
…あ、あなたの下の名前!試しにコンタクトにしてみない?
(なまえ)
あなた
えっ…私、コンタクトしたことなくて…。
──でも、コンタクトにしたら加賀美さんはなんて言ってくれるかな。

なんて、ふと思った私は…コンタクトに挑戦してみることにした。


月詠セナ
月詠セナ
遅くなってすみません…!
しかも少し短いですが…お楽しみいただけたでしょうか?
月詠セナ
月詠セナ
次回からあなたの下の名前ちゃんの見た目が変わります!加賀美社長はどんな反応をするのか…お楽しみに!

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