体が持ち切るかわからない
今にも引きちぎれそうで
吐き気も立ち眩みも酷い
それくらい、与えられたものは大きかった
...あとどれくらいしたら、慣れるだろうか
けど、強くなれた気がする
いける...いける、
自分にそう言い聞かせた
動けるようになったら、また鍛錬をしないと...
近藤さん達新撰組との最後の鍛錬も、始まる
...最後、か
どの道を進んでも、もうあの人たちに会うことはないのか...
そう思うとなんだ寂しくなってきた
全面的に協力してくれた近藤さんにも、たくさん教えてくれた新撰組のみんなにも
もう、2度と会うことはできない
俺が明日脳を潰されて終わるか、元の世界に帰れるか
選択肢は二つだけ。他はない
ここはイグナが作り出した空間なだけなのに、ここまで思ってしまった
ハカが鍛錬しているところに行く
案の定、呪受爆を撃ち続けていた
どれだけの量撃っていたのだろう
息切れしていて、フラフラしていて、今にも倒れそうだった
...何か、ハカにしてあげたい
けど...何ができる、?
俺にできること...できること...
最後まで不思議そうな顔をしながら、ハカは承諾してくれた













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。