第139話

壱百拾捌
174
2026/08/12 05:00 更新
ユウマ
ぅ、ぐ...
体が持ち切るかわからない
今にも引きちぎれそうで
吐き気も立ち眩みも酷い
それくらい、与えられたものは大きかった
...あとどれくらいしたら、慣れるだろうか
けど、強くなれた気がする
いける...いける、
自分にそう言い聞かせた
動けるようになったら、また鍛錬をしないと...
近藤さん達新撰組との最後の鍛錬も、始まる
...最後、か
どの道を進んでも、もうあの人たちに会うことはないのか...
そう思うとなんだ寂しくなってきた
全面的に協力してくれた近藤さんにも、たくさん教えてくれた新撰組のみんなにも
もう、2度と会うことはできない
俺が明日脳を潰されて終わるか、元の世界に帰れるか
選択肢は二つだけ。他はない
ここはイグナが作り出した空間なだけなのに、ここまで思ってしまった
































ユウマ
______ハカ
ハカが鍛錬しているところに行く
案の定、呪受爆を撃ち続けていた
どれだけの量撃っていたのだろう
息切れしていて、フラフラしていて、今にも倒れそうだった
ハカ
...ん、ユウマ...?
ユウマ
その...大丈夫、か?
ハカ
うん、全然平気
ハカ
明日だもん、頑張らなきゃ
ユウマ
...サンキュー、な
...何か、ハカにしてあげたい
けど...何ができる、?
俺にできること...できること...
ユウマ
...ハカ、少し歩かないか?
ハカ
...え、歩く?
ユウマ
ああ。気分転換に...どうだ?
ハカ
...いい、けど
最後まで不思議そうな顔をしながら、ハカは承諾してくれた

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