第2話

第1章「少女と悪魔」
21
2018/12/29 11:42
ここは児童養護施設
そこに1人の少女がブランコに乗っていた。
少女
……。
他の子供たち
(鬼ごっこしよう!)
(おままごと!私お母さん役ね!)
(スーバー戦隊〇〇レンジャーごっこしようぜ!)
(プリキュアごっこしようよ!)
子供たちが元気に外で遊んでいる。少女はいつもひとりぼっち。ブランコに乗ってただ眺めているだけ…
少女
いいなぁ…
私は…
児童養護施設の先生
一緒にみんなで遊ぼう?楽しいよ
少女
(首を横に振る)
児童養護施設の先生
声掛けてみようか?きっと仲間に入れてくれるよ
少女
私の目の色がおかしいから…。
みんなきっと怖がる…。違う、もうきっと怖がられてる…。
児童養護施設の先生
そんなことないわ。みんな分かってくれるはずよ
少女
……。
少女は黙ったままブランコを降り、近くの桜の木の下へと歩いていく。
児童養護施設の先生
(まだみんなうけいれがたい問題よね…。あの子な心を開いてくれる子がいてくれたらいいけれど…。)
少女
ここは落ち着く…。桜の木の下は私がここにいることを許してくれる。
さわさわっと風に揺れる桜の木。その時、上からなにかが降りてきた。
少女
……!!
ルーク
あーもう!やっぱり襟が伸びちゃったじゃん!イオンのバカヾ(๑`Д´๑)ノ
イオン
見つけた人間!って思ったよりも小さな女の子じゃない
ルーク
無視かよ!Σ\(゚Д゚;)
少女
誰!?( ゚д゚)
イオン
見ての通り悪魔よ。ほら角(つの)とか翼とか尻尾とかあるでしょ
ルーク
そうそう!それでさ!僕と契約して!(^.^)♡‬
少女
契約?よくわからない…。ってどうしよう。先生助けt
ルーク
あー!待って待って。逃げないで!
ルークが少女の肩をつかむ
少女
ひゃあ!
イオン
ルークがいきなり契約してって言うからでしょ。(ため息)
人間、助けを求めても無駄よ。あなた以外の人間は私達が見えない。
少女
え…?
ルーク
ごめんね。脅かすつもりはなかったんだ。ちょっと頼みがあってね。
少女
頼み?悪魔が人間に頼みって。まさか食べるとか!?:;( ∩´﹏`∩ );:
ルーク
違うよ!食べないよ!
イオン
まぁ、詳しい話は私からするわ。そんなに恐ろしい事じゃないから落ち着いて聞いて。さっき言ってた契約って言うのはね…
       =f=i=n=i=s=h=============
第1章終わり!いかがでしたか?
どうも作者です。
話が固くならないよに絵文字など使ってみました。どうですかね?
悪魔と少女が出会いましたねー。悪魔が登場した時の少女の驚き方がちょっとキャラ崩壊しました笑
さて、次回はついに「契約」について謎が明かされます!
お楽しみに!

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