第103話

101話
610
2024/10/27 05:04 更新
やりきった私たちは、控え室でだべっていた。
吉川日和
あなたのニックネームちゃん、まじで由希すぎてガチめに泣いちゃったよ〜笑
あなた
いや、ひよちゃんの方こそ里桜だったよ笑
コーチ
お疲れ、清水
あなた
コーチ!!コーチのおかげで舞台がぱっとしました!本当に、コーチが先生役で良かったです〜
コーチは少し笑ってから、
コーチ
学生時代を遥かに超えていて、もう私をとっくに超えてしまっているんだなと思ったよ。清水のその良さを、これからももっと輝かせてほしい。改めて、今回私のわがままを引き受けてくれてありがとう
あなた
ありがとう、ございます!でも、誰が何と言おうと、、、あ、それはコーチもですけど。これまでもこれからも、私の一番の憧れはコーチしかいませんから。それに、今回のやつは私のわがままも含まれてるので!
それからコーチとたくさん話をした。これまでのことや、役者をやっていて大変なこと、コーチは今何をしているのかということだ。
あなた
え、もうコーチ辞めちゃったんですか!?
コーチ
まあ、指導者という道が私に合っているということはわかったが、あんまり素人を指導するのは苦手ということがわかった。だから、今は小さな劇団を作ってそこで教えているよ
あなた
そうなんですね、、、
そして話しているところで、控え室のドアが開いた。
清水潔子
今って、入っても大丈夫ですか、、、?
お姉ちゃんが入ってきた。
あなた
お姉ちゃん!!
清水潔子
お疲れ、あなたのニックネーム。入ってもいい?
あなた
もちろんだよ!!あ、ここ!
私はお姉ちゃんを自分の横に呼んだ。
清水潔子
今日の舞台、めちゃめちゃ凄かった!中学生の時思い出したっていうか、あれより全然凄かった!かっこよかった
あなた
お姉ちゃんがそんなに褒めてくれるだなんて、嬉しいなぁ笑
しばらくお姉ちゃんと話していると、スマホに着信が入った。
『控え室行っても良い?』
賢二郎くんからだった。
清水潔子
あれ、賢二郎くん?
あなた
そうそう、控え室来てもいいかぁって
清水潔子
なんて返すの?
あなた
いいよ〜って
清水潔子
あなたのニックネームらしいね笑
あなた
そうかな?笑
そんな会話をしながら私は賢二郎くんに、
『今お姉ちゃんもいるし、みんないるからむしろ来て欲しいくらい!待ってるよ〜』
と送った。
そしたらすぐに既読がついて、
『これから行く』
とだけ返ってきた。
私は溢れ出るニヤケを抑えることができないまま、共演してくださった他の方々に挨拶をした。
白布賢二郎
あなたのニックネーム、入ってもいい?
賢二郎くんがドアを開けて顔を覗かせながら私に聞いた。
あなた
ん、いいよ!
白布賢二郎
ほら、いいって言ってますよ
賢二郎くんは後ろを振り向いて誰かに話しかけた。
あなた
誰かいるの?
私が賢二郎くんの方を覗くと、そこには予想外の人物たちが。
私は思わず叫んでしまった。
あなた
嘘ぉ!?え、なんでここに来てるんですか!?!?
??
ちょ、おい、バカ!!
その声を聞いて、真っ先に駆けつけた人が1人。
吉川日和
え、英太くん!?
瀬見英太
よ、、、よお日和!まじで演技凄かった、惚れ直したよ
吉川日和
ちょっと、そういうのは家で言ってよ、、、
なんて言ってるひよちゃんは口ではそういいながらも満更ではなさそうな顔をしている。
あなた
もお、イチャイチャは他所でやってくださいって感じ
瀬見英太
とか言って、あなたのニックネームも賢二郎とイチャイチャすんだろ?
あなた
まあ帰ったらですけどね?私はそこらへんちゃんとしてるので。瀬見さんとは違って
吉川日和
ちょっとあなたのニックネームちゃん、英太くんのこと悪く言わないでよ〜
あなた
やっぱり瀬見さんのこと大好きじゃん!
吉川日和
じゃなかったら結婚してないでしょ?
あなた
たしかに
私たちは笑った。

プリ小説オーディオドラマ