第2話

限界
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2026/01/04 01:05 更新

〈No side〉




経理部長が此方に向かって歩いてくる。

あなたの偽名は気が付かないフリをして
青白い光を放つパソコンを睨む。


経理部長はあなたの偽名のデスクに
分厚いファイルを置いた。

あなたの偽名
…部長、今日の私の業務リストは
もう締め切っているはずですが、
そのタスクも緊急案件では無
部長(mob)
何を言っているんだ、
支払いが遅延されれば、本部長や
業務取締役に何を言われるか…
君なら分かって居るだろう。


部長の納期遅れは今日に限った話では無かった。
あなたの偽名はファイルの山に目をやり、返事をした。
あなたの偽名
…30分待って頂けませんか?
部長(mob)
15分、それ以上は駄目だ。
送れれば君、今月のボーナスは
また査定に響くぞ。


あなたの偽名は

『いやオメェが撒いた種だろ、
部下の尻拭いくらいはしろや』

と言いたい所であるが
喉まで出かかった所で飲み込む




部長(mob)
定時という概念はうちの辞書に無い。
情報は24時間不眠不休で回る、
君の経歴を買ったのは誰だ?
部長(mob)
勿論うちの会社だよ、
君と言う存在、時間、金、人権、
全て会社が買い叩いた
『資産』に過ぎないんだから。

部長(mob)
期待しているよ。
あなたの偽名
…はい

もう何度この言葉を聞いただろう。
聞く度に反吐が出そうになる。

『巫山戯ないで欲しい、お前らがそんな事を
考える日は今までも、これからも、絶対
無いくせに。荒稼ぎの道具にしか見てないなら
最初から期待なんかしなくたって良いじゃんか。』


もっと早くにそう言いたかった。

〈ブラック企業ネタ〉


あなた(あなたの偽名)ちゃんが就職した
ブラック企業の数は凡そ18

この会社は丁度18回目
表向きは中堅運送会社を装いますが、
裏社会では死体運送屋や隠し屋を承っています。

あなた(あなたの偽名)ちゃんは其処の戦略情報部、
通称『不在票管理課』という場所で
働いている設定です。


h×hキャラは割と後で出る可能性が高いので
もう少し気長に待って頂ければ幸いです((



あなたの偽名
…部長、データ送りましたよ。
あなたの偽名
(くっっっそノルマ達成まであと30ページ…)


エンターキーを叩いた瞬間、
送信された内容は上司の弱点では無く、
自社の脱税と、違法労働の証拠。


目が痛くなる程眩しい画面に表示された
『送信完了』の文字にあなたの偽名は顔を顰めた。

あなたの偽名の仕事はSNSの裏垢特定、
ターゲットの通話履歴のハッキング、
個人情報の記録、持っている株の数の把握…etc
と多岐に渡る。


残業代等は夢のまた夢。
完全にサービス残業、

仮眠はデスクの下の寝袋、
仮眠が許された時間は20分。
食事はコンビニの冷えたおにぎり、
エナジードリンク、ゼリー、コーヒーの4つだけ。



瞳は黙々と資料とモニター画面を行き来し、
手はパソコン画面への入力を進める。
時にマーカーで線を引き、ファイルを纏める。


自身の経験を基にメモ帳に
ボールペンでメモをとる。

ペンのインクが切れても瞼が痙攣を起こしても、
あなたの偽名は手を止めない。


12時を回った時計も、筋肉の限界も、
慣れてしまったあなたの偽名には
手を止める理由になる筈も無かった。
ファイルを捲る手は血流の悪化により
血色感を失っている。




予定より50分早くノルマを達成したあなたの偽名は
次の日の分の課題も済まして、伸びをした。
そのままデスクで仮眠に入った、視界が暗くなる。
その日は泥の様に眠った





あなたの偽名が目を覚ましたのは約2時間後、
寒気がしたので目を覚ました。

時計はもう午前3時半を過ぎて、
フロアには明かりが灯り、
同僚は既に仕事を始めていた。


今まで叩き起こされて居ない事に
あなたの偽名は驚いた。

あなたの偽名
(は?何で起こされんかったん???)








あなたの偽名
もう此処も潮時か…辞職しよう、

あなたの偽名はデスクを片付け、
怒鳴る上司の横を通り、社長室に向かった。


社長(mob)
駄目だ、
君を辞めさせる事は出来ない。

あなたの偽名
いえ、是が非でも辞めます。
決めたので給金が無かろうと
ボーナス減らされようと
辞めます、絶対
社長(mob)
君の残った仕事は
誰が請け負うんだ?
仲間に迷惑だとは思わないのか?

あなたの偽名
だったら最初からもっとマトモな
職場環境を用意してくれ…

あなたの偽名
過労に無駄な飲み会…
この会社良く潰れませんでしたね、
あなたの偽名
私を雇った理由
私の念が便利だからですよね。
情報削除に持って来いだ、

あなたの偽名
自分達は働かずに部下にばかり
仕事回して、訴えられますよ
(まぁ闇企業だから訴えられたら終わりさね)


あなたの偽名は社長の業務リストに目をやる


あなたの偽名
へぇ…社長は定時で帰れるんですか
羨ましいですね、部下は仕事なのに
あなたの偽名
辞めさせる気が無いなら
自分から問題起こして
クビになってきます
社長(mob)
…問題を起こす様なら
君はもう下がっていい、
あなたの偽名
あ、はい。
コレ辞書です、送り返しても
何回でも渡すので今受け取りますか?
その方が楽ですよ、送り返されたら
文字の量倍で送信する心算なので
 
社長(mob)
…分かった、もう良い
今日から君はもう社員じゃない
帰ってくれ、

あなたの偽名
危ねー此処で断られてたらコピー機に
コーヒーぶっかけて来るとこだったぜ…


『前職はもうちょいマトモだったのにな…
仮眠も40分は取らせてくれてたんだけど、』

とあなたの偽名は小声でボヤきながら
社長室を後にした。



〈あなたの偽名side〉


アタシ知ってる、コレ戻ったら圧すげぇ奴だ。
ま、結局端っから全員に嫌われてる訳だから、

後で他の奴の仕事増えようが
知ったこっちゃねぇけど((←
ばいばぁい( ᐛ )



〈帰宅途中〉
あなたの偽名
ド〜は

あなたの偽名
どんどん契約取ってこいよー笑
おい鹿島ァ、お前まだゼロ件だぞ。
分かってるよな?
あなたの偽名
のド〜♪


あなたの偽名
レ〜は
あなたの偽名
連絡くらいしろよ  💢
なぁ?…チッ
報連相。分かってるか?
報告、連絡、相談。の、連絡! 💢
あなたの偽名
のレ〜♪

あなたの偽名
ミ〜は
あなたの偽名
み〜んな、
土日シフトあるけど、笑
…で?お前は?
あなたの偽名
のミ〜♪




あなたの偽名
………
あなたの偽名
もうはよ潰れろさぁ、歌いましょ☆







社員寮で纏めていた荷物を手に取り、
あなたの偽名は見回り役の目を盗んで
自宅まで帰り着いた。


我、主ナリ
我、主ナリ
ブラック企業???…やめやめ、
はよh×hキャラ出したいんじゃい

我、主ナリ
我、主ナリ
次で多分出すからね!
多分!!!
我、主ナリ
我、主ナリ
せっかくなのでもう少し
ちゃんとした
あなた(あなたの偽名)ちゃんの
profile出そうと思うよ((


偽名:あなたの偽名

本名:あなたの名前=(なまえ:名字)

実年齢:26歳

身長:179cm

体重:あなたの名前『履歴書に書いた奴許さん((』

誕生日:あなたの名前
『あっても良いけど特に決めてない』

念能力系統:特質系

念能力の詳細:あなたの名前
『1話見たら分かるっしょ((←』

出身:流星街出身

備考:
カフェイン中毒者
短時間の睡眠でも体が疲れない事が多く、
極偶に同僚から引かれている
睡眠薬を摂りすぎたせいで耐性が付いてしまい、
度数の高い酒を飲む事でしか眠れないが、
最近は度数の高い酒でも眠れなくなってきている


敢えてブラック企業に自ら就職する変人、
ある事の情報が掴めない事を知ると
次々と職場を変える

求める情報は恐らく複数人の情報との事で、
裏の人物に関する職を点々としている。

我、主ナリ
我、主ナリ
ブラック企業卒業して
ちょっとだけ活き活きしてる
あなたの名前ちゃんは多分こんな感じ



とりあえず最近冷えるから
全員体調気を付けてな!!

ばいちゃ👋

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