リクエストありがとうございます💖
舜「あなたちゃん!帰ろ!」
あなたの名前の一文字目「帰ろ~!今日どこいく?」
隣のクラス。
恋人であるあなたちゃんの手を取って、
廊下を歩きだす。
放課後、2人でデートをするのが、
毎日の楽しみになっている。
舜「あなたちゃん、こことかは?」
「行きたいって言ってたやんな?」
あなたの名前の一文字目「そこ!行きたかったとこ!」
行き先はあなたちゃんが行きたいと言っていた、
おしゃれなカフェに決まり2人並んで歩く。
あなたの名前の一文字目「今日の体育ね、クラスの子が──。」
今日あった出来事を、楽しそうに話すあなたちゃん。
授業での話をされると、
俺もそんなあなたちゃん見たかったなぁ、
なんて、時折クラスの人が羨ましくなる。
舜「そーなんや、笑」
「……来年は同じクラスがええなぁ…。」
あなたの名前の一文字目「そうだね…。」
「隣の席だったらもう最高だね。」
舜「それなったら奇跡やで?笑」
「…毎日隣にいるの、幸せすぎやん。」
ペアワークでイチャつくのもいいし、
授業中に、眠たそうな顔眺めるのもよさそう。
そんなありえないことを1人想像しながら、
手を繫いで隣を歩く天使をカメラロールに収める。
あなたの名前の一文字目「…撮ってる?笑」
「わー、舜ちゃん、盗撮だよそれ」
舜「え?俺、彼氏やで??笑」
「かわええ彼女撮ってなにが悪いんよ、笑」
あなたちゃんの手元からも音がして、
どうやら俺も撮られてるみたい。
…うん、かわいい。
俺のことを撮ってるあなたちゃん、かわいい。
舜「…あなたちゃん、好きやで。」
「かわええ、ずっと見ていたい。」
あなたの名前の一文字目「私も舜ちゃんのこと好きだよ。」
「撮った写真は、私だけの宝物だからね」
やっぱり一枚上手なあなたちゃん。
…照れ隠しで目を逸らしちゃうけど、
今日は俺から好きって言えたからいいや。
舜「…もう…、ほら、行こや?」
手を握り直して歩き出したいつもの道は、
夕日に照らされて、いつもより輝いて見えた。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。