オールマ「では敵、前の期末試験の結果は?」
これ、真贋確認っていうより質問じゃん
あなた「筆記は赤点なし、実技は芦戸、上鳴、切島、砂糖、瀬呂の5人が赤点です…」
「おれ、敵じゃないんで早めに治癒してもらえないですか」
「そろそろ意識トビそうです」
オールマ「なぜ赤点者を知っている?」
あなた「オリジナルだからに決まってるでしょ…」
仮に偽物だとして、今日発表されてたのにいつ入れ替わったと思ったんだよ
あー、無理
意識をトバそうとした瞬間、
バァン!!!!と扉が開いて相澤先生がやってきた
いい加減気絶させてもらって良いですか?
相澤「おい敵本物の爆豪勝己をどこへやった?」
個性を発動させながら問いかける。
堂々巡りだろ!
あなた「だから俺がオリジナルだって言ってるじゃないですか」
オールマ「相澤くんが視ても変わらない…か。」
俺が爆豪勝己なのは個性じゃないからな!
相澤「再度訊く。」
「お前の協力者は?敵連合との繋がりは?」
なんでそこで敵連合だよ?!
大好きか?!
USJで一度会ったっきりだろーが!!
そもそも爆豪がおとなしくなったっていうので反省したとかさ、心情の変化は疑わないのかよ!
これでも10代だぞ?!
若い竹みたいなもんだぞ!!!ぐんぐんのびるんだぞ!ぐんぐーん!!!
あれ、なに言ってんだ、俺。
スンッとしらけた
あーあ、シラケちゃった!!!
腕いてえ!!
腕が痛すぎて情緒が不安定だわクソがぁ!!
あーもう腹立ってきた
あなた「いねえわクソが!!」
「そもそも偽物ならよっぽど本物らしく振る舞うに決まってんだろうが!!」
「俺が心改めて真面目になっただけで偽物説を疑うんじゃねーー!!!!!」
「そんなに信用がねえのかクソがあ!!」
「分かったらさっさと拘束具外して治癒しやがれクソがあ!!」
段々さらにイラついてきた
あなた「ホンットなんだよこれぁ!!」
「本誌で日本人もほとんど知らねえ軍の部隊の被験者の隠語だからって丸太を叩くんじゃねえ!」
「氏子達磨っておもっきしフラグ立てて回収にかかったのによお!」
「しかも単行本では殻木球大に改名って誰だよ!」
「いや、マジで誰だよ!志賀丸太で良かったじゃねえかよ!」
「丸太がダメって全国の丸田さんに謝れ言い出しっぺ!!!!」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。