私の話を聞いた不破さんは
優しく笑う
その言葉に言葉を続けられない
そんな私を見つめながら不破さんは
シャンパンを口にする
その言葉に自分の中の
渦巻いていた気持ちが一気に
晴れたように感じる
そう言ってウインクをすると
私のグラスにシャンパンを
いれてくれる
その日は二人で仲良く
シャンパン×3を飲んだ
不破さんが帰ったあとプライベート用の
スマホでローレンさんに連絡する
連絡してからふっと息を吐く
すると すぐに通知がなる
そして 更衣室で着替えてから店を出る
外は 深夜のため 暗く 少し先は見えない程だ
自分のヒールの音が夜の街に響く
急に声が後ろから発せられる
こんな時間に歩いているのは私しかいない
振り向くと頭に強い衝撃がくる
すぐに頭を何かで殴られたことを察する
ゆっくりと狭まる視界の中で
黒い笑顔をうかべた男の顔が見える
そして私の視界は真っ暗になった
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❥ 40 or ☆ 88













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。