- 天馬 司 story
小さい頃俺は初めて「スターになる」という夢ができた
小さかったからか 、 誰もが軽く受け流していた
「 お前はまだ子供なんだから 」
「 成長したら他の夢もきっとできる 」
って最初は俺の夢を応援してくれた人だって勿論居た
だけど次第にみんなどっかに行ってしまった 。
壱から築き上げてきた物が零になって 、ざまぁないな
それでも変わらず俺を見て応援してくれる人が居た
あなたの下の名前だけは俺を見捨てず、ずっと見ていてくれた
その嬉しさは小さい俺でもよく理解が出来た 。
だけど 、何時か離れてしまうのではないだろうか
なんて何度も何度も思った 。
だけどあなたの下の名前を信じていたかったから
声に出して聞くのをやめた 。
聞いたら離れてしまうのではないかと思ったから
あなたの下の名前は他の誰とは違う俺だけを見ていてくれたから
あなたの下の名前にだけは愛されたかったから。
あなたの下の名前に愛されたいのはどうしてだろう 、
あなたの下の名前を愛していたいのはどうしてだろう
繰り返し繰り返し脳内でその言葉が再生される
それはきっと俺の中にある寂しさを埋めたかっただけ 。
その寂しさを飾りあって分かち合えたのは
あなたの下の名前たった1人だった 。
だけどそれを潰したのは俺だった 。
そんな小さい頃の約束も全部全部壊してしまった 。
俺がどれほど醜いのか今になって漸く理解ができた。
理解ができてたか涙が溢れて止まらなかった 。
俺が曖昧さ故に小学校低学年の時に
あなたの下の名前が引っ越して離れてしまったんだ 。
それは関係ないのかもしれないが … 。
だけどあの時のことを思い出すだけで立ちくらみがする
他の人が言うこともシンパシーてきる
大胆不敵な 、 センソリー 。
その言葉に何度も何度も救われた 。
だからこそ今も俺なりの夢を追えている 。
あなたの下の名前には感謝しかない 。
お互いに与え与えられて、またお互いが
この世から消えないように此処に居ようって
小さな指で約束したんだ 。
またもう一度会えるとしたなら
その時は「 俺にも返事くらい聞かせてくれ 」
今 、 こうして仲間に会えたのも全てあなたの下の名前のお陰で 、
今俺が笑えているのも全部全部あなたの下の名前のお陰で
今直ぐにでもあって感謝したかった 。
其れに 、 小さい頃に約束したあの事を果たしたかった
あなたの下の名前を想う気持ちは俺は何も変わっていない
あなたの下の名前はどうかは分からないが …… 。
今まであなたの下の名前が俺に言ったことは誰の為なだろうか
答えは俺の中で探してはならなくて 、
ずっとあなたの下の名前を啓蒙していたいそうおもってしまう
瞬時にできた答えは全部曖昧でそれをいつもいつも
答えを直しては「ダメだ」って言って捨てていた
雨は次第に強くなって俺たちの服を濡らしていく
あの時も 、あの時もそうだった 。
雨が降っては愛は去っていった 。
そんな苦しくて苦い思い出しか出てこない 。
…忘れたくて忘れられないそんな思い出
ー 翌日 .
朝いつも気だるそうな雰囲気がある教室は
一瞬で賑やかな雰囲気に変わった 。
「可愛い子がいいな」、「かっこいい人がいい」とか
俺は正直どっちでもいい 。
あなたの下の名前にだけ会えればいいそう思っていた 。
すると教室のドアが空いて、転校生が入ってきた
その瞬間クラス全員の視線はドアに集まった 。
がたっ 、 !!!!!
勢いよく立ち上がったせいで
椅子が勢いよく倒れてしまった
今俺の目の前に居るのはあなたの下の名前だ
少し雰囲気が落ち着いたように見えるが
何も変わってない
走ってあなたの下の名前の元に行くなり
優しくでも力強く抱きしめた 。
謝罪と感謝両方の意味を込めて 、
勿論クラスの目線は俺の背中に突き刺さった 。
だけどあなたの下の名前は優しく抱きしめ返してくれた 。
俺は 、 明快さ故にアイロニー 。
優柔不断なフォローミー 。
あの日の後悔 。
後悔して泣いた夜の果てが報いがきっと今なのだろう
ただひたすらあなたの下の名前の腕の中で謝り続けた
俺がずっと夢を見続けたせいで 、
あなたの下の名前には捨てられたくなかったから
だから与え与えすぎて 、許されたいから
謝って笑うことしか出来ない 。
そしたらきっとあなたの下の名前は許してくれて
「 此処に居られる気がしたんだ 」
それが俺の思い込みだとしても 。
急いで離れて席に戻ったけど
未だに心臓が高鳴って中々静まってくれなかった 。
また出会えたこと 、覚えて居てくれたこと
そんな2つの事実が重なっていたから 。
あなたの下の名前に捧げられなかった心臓を
今捧げようと思った 。
何時か返して貰う時が来ると思うが
その時は優しく包み込むように返して欲しい 。
なんて … 妄想にも程が過ぎるか 。
本当は昔みたいに戻りたいんだ
後でじゃない今からがいいんだ 。
ー 放課後 .
放課後になると俺は直ぐにあなたの下の名前を呼び出した
あなたの下の名前は優しく微笑んで着いてきてくれた 。
俺 、 俺らは…ずっとこれからだったのに
ずっとこれからだったのに 、
それを俺がこの手で潰してしまったんだ 。
その言葉を聞いて俯いていた顔が一瞬で
あなたの下の名前の顔を捉えるように上がった 。
その顔は嬉しそうだけどどこか寂しそうで泣いていた 。
どんまいどんまい 大丈夫 、
俺とあなたの下の名前と二人には素晴らしい結末さ
だから与え与えられて 、 巡りに巡ってまた出会って
言葉を探すこともなくて 、
いや言葉を探すことが出来ないくらい嬉しくて
それでも 、 その言葉をあなたの下の名前から聞けたのが
どれほど嬉しかっただろう 。
…すごく没ったけど投下します (
阿吽のビーツは天馬くんでやりたいと
思ってたけどこんなに没るとは思ってませんでした
新作 !!見てね💕︎
本家様です 🎶















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。