少しシリアス寄り
[そんな叫び声を出しながら意識が戻る。空は明るい。当たり前だ。午後四時だから。7月28日。火曜日。]
夢ではありませんよ村山さん。
何故ならきっちり始末しましたからね。
さて、また業務に戻りますか。
次は4時47分にメールですかね。
只今午後4時4分。
………
暇ですね…でも私はあのだらしない奴をずっと見ないといけないんですよ…。
ホント疲れます。
[ブーとスマホが鳴る]
ーーーたきしんーーーーーー🔍ー📞ー📅ー三ーーー
滝下が送る最初のメールの内容は同じ。何故ならこの世界線はずーっと
'ループ'してますからね。
読者の皆さんもついていけてますよね。
おっとここで午後5時。
《拷問の一時間》が来ましたか。
さっきの世界線はスマホを見てあの気持ち悪っるい笑い声を耐えないといけなかったんですよ。
ホント、一時間耐えた私を褒めてくださいよ。
あいつ、本当にだらしないんですから。
あれ、まだ顔が変わってないんですか?
ふーん。検索エンジン。『悪夢 原因』ですか。
あなたが見ているのは悪夢じゃありません。
現実ですよ。おーい。
[動画視聴アプリを開く]
あーあ。まぁ動画見るんだろうなと思ってましたよ。
一応今回は拷問受けずに済みそうですね。
6:00P.M.
あれ?もう6時ですか。時間の流れは早いものですね。
縦動画を見始めてずいぶん経ちますが、まだ笑いませんね…。
\ピーンポーン/
親が帰ってきましたか。
当たり前ですが、あのだらしない奴はドア開けるよな…?
\ガチャリ/
母は何も言わない。疲れ切っているから。それ以外の理由なんてない。
ちっさい声だな。
まぁ相手が疲れ切っているからそれぐらいでいいか。
今回は許してやる。
\ブー/
メール?これ以上あいつとは連絡しないはずだが…
7:00P.M.
カチッ。
ピーンポーン。
『蜊亥セ?譎ゅ↓縺ェ繧翫∪縺励◆縲よ賜髯、繧帝幕蟋九@縺ヲ縺上□縺輔>縲?』
ぁつ、7時かぁっ…はぁっ…ぅゔぅ…
ぐぅゔぇ…
[村山がスマホから目を離したその時、目の前にいたのはあの夢に出てきたあいつだった。現実を受け入れることなど到底不可能だった。]
名乗るほどでもないだろう。
名乗っても意味がないからな。
とりあえず、お前はこれで終わるとだけ言っておこう。
ふっ、わざわざお前が指摘することではない。
それでは、お前にはまたあれを経験させてもらおう。
では、またな。
ザシュッ。
第二話 完
こんにちは、たみろんです。
読んでくださりありがとうございます。
次から本格的にスタートするようなものなのでぜひ次も読んでみてください
それではまた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。