みさとらんside
しうねさんと詩人さんとポン酢野郎と私でパーティーの買い出しに来たよ!!
買い物はやっぱ楽しいなぁ〜と思っていたらすっごくかわいい小物屋さんがあった。
しうねちゃんの方を見るとじっとネックレスを見ていた。絶対欲しがってるでしょ!アイドルにはお見通し!
しうねちゃんにシルバーの方をあげる。
しうねちゃんがうれしそうに微笑む。しうねちゃんあんまり自分のほしいものとか言わないから喜んでもらえてうれしい!
そう話ながら私たちはみんなの待ってる家に帰る。
私としうねちゃんの胸にはお揃いのネックレスがキラキラと光っていた。
なかのっちside
みさとらんたちが家に帰ってきてからパーティーが始まるまであっという間だった。
みんなでギャーギャー騒ぎながら食べるご飯はめちゃくちゃ美味かった。
だんだん食べ終わってくるとみんな好き勝手し始める。あっちではゲームしてるしこっちでは腕相撲してるし向こうでは喧嘩してる。とことんうるさい。
しうねさんと話しながら片付けていると
ピンポーン
とチャイムがなった。
ガチャ
ちゅわんは机の上に持ってきたものを広げる。そこには沢山の武器があった。
ちゅわんは武器生成の魔法使い。んで学園時代の同級生。今は単独で活動してるがよくうちと協力する。よく武器や道具、服まで作ってくれる。
なかのっち、と書かれたタグ付きの剣をとる。軽いし持ちやすい。さすがだ。
そのあとも何か言ってたけど滑舌悪すぎて聞き取れんかった。
バタバタと出て行くちゅわんを見送る。
せっかく作ってもらったし少し練習しようかなと思いみんなに声をかける。
今何時!?!?と時計を見るとあと5分で会議が始まる時間。
急いでマントを羽織り必要なものをバッグに詰め込む。
急ぎすぎて少し着地でコケたけどまあ大丈夫でしょ。
会議が始まるまで、あと2分。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!