第11話

冬森家の「普通」
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2026/06/30 09:00 更新
あ…そろそろ時間か。
帰りたくないな…。
家に帰ればまたいつも通りの普通を過ごさないといけない。
秋雷 紅葉(あきらい もみじ)
あれ、凍麗、顔が暗いけど何かあったの?
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
あ…いや、なんでも。
秋雷 紅葉(あきらい もみじ)
…なにか隠してるでしょ?
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
…いや、何も。
秋雷 紅葉(あきらい もみじ)
嘘だ!
だっていつも凍麗が隠し事をするとき手を隠すことが多いもん!
あなた
…たしかに。
樹野 桜良(きの さくら)
何かあったの…?
みんなに話せば楽になるかもしれない…。
でも、みんなに迷惑はかけたくない。
話すべきか、話さぬべきか…
火神 陽乃十(ひかみ ひのと)
…無理に言わなくてもいい。
でも、本当に辛いなら教えて欲しい…!
迷惑になるとか考えるな!
だって、俺何回も課題とかで迷惑かけたし!
あなた
自信満々に言うことでは無いけどね…
赤井 椿月(あかい つばき)
まあでも、私もおんなじ!
力になりたい!
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
いいのか…本当に?
火神 陽乃十(ひかみ ひのと)
もちろんだ!
そのための幼なじみ兼親友だろ!
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
実はな…
俺の親は外面だけはいい。
それは幼なじみも対象だ。
本当は俺を金としか見てない。
だって勉強だけやればいいと言って部活の参加を拒否して、さらに友達も管理されている。
咲良や陽乃十、あなたの下の名前は頭がいいから許可されてるが、神戸と椿月の存在が知られたらなにをされるかわからない。
みんなのために隠し続けた真実だ。
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
これで一通り話した。
嘘だと思ってもいい。
でも、もし…もし協力してくれるなら話す方がいいと思った。
火神 陽乃十(ひかみ ひのと)
…ったんだよ
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
?なんだ?
火神 陽乃十(ひかみ ひのと)
なんでもっと早く言わなかったんだよ!!
絶対に助けられたのに!
秋雷 紅葉(あきらい もみじ)
陽乃十、落ち着いて。
隠してくれたのは守ってくれてたからだ。
でも、やっぱり僕も聞いたあとは陽乃十と同じことを思った。
樹野 桜良(きの さくら)
私も…!
あなた
私も…。
赤井 椿月(あかい つばき)
ツバキも…!
火神 陽乃十(ひかみ ひのと)
皆同じ気持ちのようだな!
作戦会議だ!!
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
まて、俺は門限が…
火神 陽乃十(ひかみ ひのと)
それを破るんだよ!
そこでちゃんとみんなで話す!
それでも納得できて無さそうだったら…逃げるぞ!
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
逃げるってどこに…
火神 陽乃十(ひかみ ひのと)
俺の家に決まってんだろ!
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
でも、それは…
ピーンポーン
凍麗の母
すみませーん、凍麗っていますか〜?
あなた
っ!!
今すぐ逃げて!
ここは私が守るから!
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
えっでもちょっ、
火神 陽乃十(ひかみ ひのと)
いいから!!
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
…本当に良かったのだろうか。
逃げ出してきて…
あなた
何とか説得できた〜。
また何かあったら教えて!
陽乃十の家で暫くは過ごした方が良さそうだね!
樹野 桜良(きの さくら)
そうだね…!
お母さん
陽乃十!!
凍麗くんのことはわかったけど、課題のことはまだ理解してないからね!!
火神 陽乃十(ひかみ ひのと)
あっやべ
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
…はぁ、仕方ないから俺が見るよ。
火神 陽乃十(ひかみ ひのと)
おっ、さっすが〜凍麗さ〜ん!(ニヤニヤ)
冬森 凍麗(ふゆもり とおり)
っ、からかうなよ!!
あなた
…まあ、さっきより楽しそうね…。
樹野 桜良(きの さくら)
そうだね…!安心して過ごせそうで良かった〜!
赤井 椿月(あかい つばき)
やっぱり咲良ちゃんは天然?
(これがモテる秘訣か…メモメモ)
あなた
椿月今日ずっとメモとってるわね…
秋雷 紅葉(あきらい もみじ)
(良かったね、正直者になれて)
作者の一言(さくしゃのひとこと)
見てくださってありがとうございます!
凍麗くんの意外な点がでるように書きました!
次回は火神家の新たな日常を書きます!
明日の18時予定です!
よろしくお願いします!

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