今日はスタジオ配信の日。
それもなにかやりたいことがある訳じゃなくて普通に家をリフォームするから。
リスナーさんがっかりしちゃうかな…?
って、もうこんな時間…!?はやく現場入りしなきゃ…
私はそう思い第3スタジオに向かって走り出す
ドンッ
って、誰かとぶつかった?
……?この声、知ってる。
ま、ゆ、ずみ……?黛先輩!?!?
黛先輩は無言でこちらを凝視する。なにかついてるのかな?
なんでこんなに聞いてくるのだろう…?
コラボ、、する、、、?
珍しく少し微笑みかけた黛先輩は私の横を通りすぎていった。
なんのコラボをするのか。なにも決めてなかったけど楽しみすぎて少し浮かれていた。
私はそのままスタジオに入って配信の準備をしはじめた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!