前の話
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今年の春がまたやってきた。私も今日から三年生になる…
この子は私の大親友の杏奈ちゃん
私よりも可愛いし後輩からも人気がある
なんて話したりして、新しくなった下駄箱に靴を入れて
教室へと向かった。
コイツは " 佐野 "
寝坊するは遅刻するは授業中は寝る、問題児だ
だからそんなやつに私は教科書で頭を叩いってやった
今回の件は許してやろう。
次言ったらどうなるかは分かんねぇぞ?
そんな事を思いながら、トイレに行こうとしたら
廊下の窓から桜を見てる男の人。
その時なぜか胸がドキドキした…これってどういう意味なのかな?
すると、私に気付いたのか喋りかけてきた
なにあの人…ほんとにイケメン。
なんで先生になったのが不思議、モデルとかいけそうなのに
ここからの私の恋物語。 どうなるのかな?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。