─??sibe─
最近ころちゃんの様子がおかしい。
LINEの返事も曖昧だしいつも考え事してるし僕と話してても
「あー、うん、そうなんだ」とかしか反応しない…。
おっかっしい。怪しい。
あ、どうもるぅとです。
さっきから僕の脳内を見てたらわかる通りころちゃんがおかしいんです。
さぐってみようかなぁ。?
─翌日─
登校中にころちゃん発見。
ふふふ…
「ころちゃーん?」
こ「うっわびっくりした!」
「そんなとぼとぼ歩いてたら遅刻しますよー?あれあれー?」
こ「朝からうるさいなぁいちいちいちいち!」
「www」
こんなしょーもない会話。
おかしいよなぁ…
「「あ、青羅と…お友達さん?」」
誰かが僕らの会話を過ぎる
こ「ん、あ、あなた」
あなた「あ、おはようございますお友達さん…?」
「あ、おはようございます!貴方は…」
こ「僕の友達みたいなもんだよるぅとくん」
「お友達さんですか!おはようございます。寄帆 溜斗(ヨカイ ルト)と申します。るぅとと呼んでください!」
あなた「高乃あなた。あなたって呼んでくださいな。」
そう言ってあなたさんはポケットに手を入れて歩いていく
脚ほっそいなぁ…
なにみてんの僕、ただの変態みたいじゃないですか。
ジェルくんと一緒にはなりたくないんです。()
放課後僕はころちゃんのとこにいった。
あの女の子。あなたちゃんと一緒に帰ってた。
僕の耳に入った言葉…
こ「ほんとうざいww」
あなた「は?うざいのはどっちですかー?」
こ「まじだるい!なんでそんなこと言われなきゃいけないのさしかもあなたに!!」
あなた「ひっど!!強調されたんだけど!ないわ〜w」
うん。楽しそ。
ころちゃんが楽しそうでなのよりかなぁ((((
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!