第4話

赤い眼差しと青の微笑み
280
2020/05/15 19:03 更新
わぁ…☆本物だァ…☆(思考放棄)





そりゃ驚くも当然ですよ



目の前にあれだけ自分が会いたい会いたいって言っていた方々が目の前にいるんですもん



神様…死ぬ前にいいもの見せてくれたんだな……いや、ひょっとすると私はもう死んでてここは天国説ある????????













いやいやいやいやいやそんなこと考えてる場合じゃないんですよ




いざ対面してみるじゃん?????
殺意が凄い。特に赤の戦闘機、メタルマン。
ヤバイ。睨まれてる。この眼差しだけで色んな意味で死ねそうなんですけど(死んでるけど)

エアーの方は隣の殺意満々な方に比べたらほんとにマシ。さすが兄弟機の中の常識人、抱きつきたい(白目)



まあそんな呑気なことを考えていると突然メタルが話しかけてきた。

もちろん警戒したような、殺意増し増しな声色で。
メタルマン
おい、貴様聞いているのか。
あなた
ひゃうっっっ!?!!?!?
思わず間抜けな声をあげてしまった。

そりゃあんな声で言われたら怖がるも無理ないっすよ……
メタルマン
聞いているのかと言っている、まともに話が聞けんのか。
あなた
あ…う…す、すみません………
エアーマン
おいメタル、もう少し優しくは出来ないのか。その子も怖がっているだろう…
うっっっわ。さすがエアー兄貴。尊敬する。
メタルマン
だがエアー…コイツは…
エアーマン
お前は博士が信じられんというのか?1番博士に忠誠心を持っているというのに…
何も分からないまま話が進んでいく。



あのー…完全に置いてけぼりですよねこれ…?


エアーマン
あぁ、すまんなあなた、勝手に話を進めてしまって。まだ目覚めたばかりで困惑しているだろうに。
兄貴ぃ………ほんと毎回こう思ってしまうほどエアーマンの優しさに触れている気がする………





ん…??まって…今エアーさん、名前呼ばなかった????え????なんで知ってるんすか??????????
エアーマン
そう言えば、自己紹介がまだだったな…
俺はエアーマン、気軽にエアーとでも呼んでくれ。
そしてこっちの俺の兄機が…
メタルマン
メタルマンだ。自由に呼べ。
あ、はい、存じ上げておりますはい。


だけどさすがに無言は相手にとって不快な思いをさせるだろうと思い
あなた
ど、どうも…エアーさん、メタルさん…
と、一言言った。
メタルマン
エアー、コイツも目覚めたことだ、早く他のナンバーズに会わせたらどうだ。
え、他の方々もいるんすか?????????速男さんとか壊くんいるんすか???
エアーマン
まあ待て、先に事情を話すべきだろう。
エアーマン
あなた、君はスクラップの山の中で眠っていたんだ、覚えているか?
………え?


なんですかそれそんな記憶ないんですけど…。
あなた
いえ…覚えてない…です……
エアーマン
そうか。まあ無理もないな、あそこまで破損していたのだから。
メタルマン
そこで博士が拾ってきて修理してくれた、という訳だ。博士に感謝しておけ。
エアーマン
おいメタル…だからそんなきつい言い方はないだろう…
えっ修理…??ロボットじゃあるまいし…
あなた
あの…私人間…
メタルマン
…フッ…クククッ…ハハハハハ!!!自らを人間と名乗るロボットかぁ?随分とおかしな奴だなぁ!?
え……どういうこと……?



確かめるように自分の体に触れる。










熱が感じられない。



人間のような鼓動が感じられない。



…私、知らない間にメカになってたんですか…?




呆然と遠くを眺める。
エアーマン
…やはり情報の処理が追いついてないか…
なああなた、
突然エアーが話しかけてきた。
あなた
は、はい…?
エアーマン
俺たちの兄弟に会わせてやろう。気分転換になるといいんだが…
何、俺の兄機より怖くはねぇよ。
メタルマン
聞 こ え て い る ぞ
やはり殺気を感じてしまう……



だけど、他のナンバーズに会えるという楽しみが膨らんで、
あなた
……はい…!!よろしくお願いします!
と、元気よく答えた。

プリ小説オーディオドラマ